インプラントの治療費

インプラントの治療費は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。
 歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。
 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。

インプラントの治療費は歯科医によって大きく違う

インプラントの治療費は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因があります。

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インプラントの治療費を決める要素

 インプラントの治療費を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)

 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

治療費の安いインプラント

 治療費の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの治療費が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか

 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラントのGBR法とは

 インプラント治療にGBR法を利用すことがあります。
 GBR法とは、インプラントを埋め込んだと同時に、インプラントの周囲に新しい骨を再生する技術です。痩せた歯槽骨に横方向に厚みを持たせるよう、骨を再生します。

インプラントGBR法の仕組み

 インプラントGBR法では、痩せている骨の横に人工膜でテントを張って密閉された空間を作り人工骨か自分の骨の粉砕した成分を移植します。
 GBRテクニックが成功すれば、厚みが増した骨にインプラントを埋め込むことができ、骨が痩せていた状態では不可能だったよりしっかりとしたインプラント治療が行えます。

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上は下顎骨がやせて細くなっている例です。この骨の状態でインプラント治療を行うと問題が生じます。

GBR法を利用せずにインプラント手術

この骨の細さだと、細いインプラントをやや斜めに埋め込むようになってしまいます。仕上がったインプラントは咬み合わせが悪く、歯周病になりやすい代表的な状態です。インプラントの寿命は短いでしょう。

GBR法を利用してインプラント手術

GBR法とは
厚みが増す骨が、太いインプラントを垂直方向に立たせます。咬み合わせがよくなり、インプラントを支える
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骨の負担も小さくなり、インプラントの寿命が長くなります。

インプラントの体験談

インプラント体験談、50代女性のケースです。

「昔から歯に自信のなかったのですが、50代で前歯もなくなり、歯のブリッジ治療を申し込みに地元の歯科医に行きました。
 奥歯がもともと2本なかったのですが、先生から前歯のブリッジの他に、下奥歯2本ののインプラント治療を勧められました。食事の時に噛む力が全然変わるとのことです。
 私は30代後半で下の奥歯をダメにしてしまったため、子供からも食事が遅いと度々指摘されたものでした。
 インプラントは値段が高かったので、主人と相談したところ、OKが出たので、ブリッジとインプラントの治療を同じ歯医者さんでしてもらうことになりました。
 CTスキャンで骨の量を調べたところ、インプラント可能な量はあるとのこと。
 ブリッジの治療が終わって1ヶ月後に手術が決まりました。
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 手術は麻酔から始まり、インプラントを入れるのも痛みは感じないまま1時間後には終わっていました。
 家では処方されていた痛み止めと抗生物質を飲みました。2日目にほおが腫れましたが、痛みはたいしたことなかったです。
 1週間後に経過を見てもらい、次くるのは3ヶ月後といわれました。
 3ヶ月後の診察では歯型をとり、その1ヶ月後くらいには歯も完成してくっつけました。
 奥歯で噛む力が増えたので、前より食べる時間が短くなったきがします。
 治療が終わり1年たった今でも、毎日夜のブラッシングは歯医者で教えてもらった通りに時間をかけて行っています。できるだけ長持ちさせたいです。」

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インプラント手術の後遺症

 インプラント手術の後遺症として知覚神経の麻痺が残る事故があります。 
下顎の神経損傷の事故
 下顎の神経損傷の事故ですが、インプラント手術中に起こる事故で特に多いがこれです。CT(コンピューター・トモグラフィー)を使って骨の形状や神経の位置がわかるようになったため、神経損傷の事故は以前よりも大幅に減ったものの、今でも多い事故です。
下顎骨中の神経は知覚神経であり、運動神経ではありませんので、顎が動かなかったり、筋肉が引きつったりするようなことはありませんが、麻酔をしたときのような神経麻痺が常にあります。
 万が一に神経の損傷が起きてしまった場合、ビタミンや薬物投与による治療を行って対処します。どこまで回復できるかは個人差によります。
ただし、神経を完全に切断してしまった場合は回復不可能で後遺症が残ってしまいます。

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インプラント手術で後遺症が残り、訴訟に

インプラント手術のミスで後遺症が残った患者が歯科医と和解できなかった場合、訴訟になることがあります。下はインプラント訴訟の事例と判決内容です。

インプラント手術の後遺症で訴訟になったケース①

インプラント手術を被告が開設する歯科医院にて実施したところ、原告の患者は手術後に左下唇とオトガイに知覚麻痺の後遺症をおうことになった。麻酔の際に、神経を損傷しないように注射器をゆっくり進め、患者に激痛が走った場合には注射器を戻す必要があるが、原告が痛みを主張したにもかかわらず、被告は注射器を戻す処置を怠り、注射針でオトガイ神経を損傷、後遺症を生じさせたとする原告の主張。被告は原告が主張するような激痛はなかったはずで、注射針による神経への衝突に気がつくのは不可能だったと主張。原告は6945万円の賠償を請求。
(主文)
被告は原告に対し、674万円及びこれに対する平成11年7月7日から支払い済みまで年5年の割合による金員を支払え。

インプラント手術の後遺症で訴訟になったケース②

インプラント手術が被告の開設する歯科医院にて実施された。手術前のCT診断をせず、患者のあご骨の距離を正確に把握せずに削った結果、歯槽の神経を損傷、口唇の下に神経麻痺の後遺症を残した過失、歯科医師の説明義務違反、被告に対し診療契約の債務不履行に基づき損害賠償金1941万円の支払いを請求した事案。
(主文)
被告は原告に対し、376万円およぼこれに対する平成18年10月8日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。

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インプラント専門歯科

 インプラント専門歯科とは言っても技術は歯科医によって大きな違いがあります。
 インプラント治療を行っている歯科医・医院はかなり少数派ですのでインプラント治療を受けたい場合は、自分で探さなければなりません。実際、地元にインプラント歯科医がいない患者は遠距離通院で治療を受けることになります。治療終了までには10回は行き来を繰り返すことになります。
 しかし、ようやくインプラント治療を行っている歯科医に足を運んでも、「インプラントはできない」「インプラントはしないほうが良い」と言われることがあります。「前後に歯があればブリッジ」「奥歯がないなら義歯」をしましょうと勧められるかもしれません。
 そのような場合は、別の歯科医に足を運んで意見を聞いてみることも一つの手です。
 というのも、十分な骨のない人にインプラントできる技術を持った専門歯科、インプラントを埋めた後に、骨・歯肉の状態をコントロールすることが出来る技術を持った専門歯科など技術レベルの差があるからです。

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インプラント専門歯科の選び方

 インプラント専門歯科の選び方としててっとり早いのは、より多くの患者さんを治療してきた実績のあるところを選べば間違いないでしょう。実績多いところでは、インプラントの本数や患者数で表している歯科医院もありますので参考にしてください。
 また、患者として信頼できそうな歯科医を選ぶ基準としては、経歴も判断材料のひとつです。 
 専門的な技術を習得してきた経歴をホームページなどでチェックしましょう。
 インプラント先進国への留学経験や大学病院の研修経験、歯科医師会や歯科学会での活動経験などがネット上のプロフィール欄に書いてあることが多いです。
 オッセオインテグレーテッド・インプラント本家である「ブローネマルクシステムの研修プログラムを終了」と書いてあればポイントも高いです。
 日本の歯科大学でインプラント技術は特別に専攻学科のようなものを設けて学ばれる部類のものではなかったのですが、2000年を過ぎたころから、インプラント科も増えてきましたので、そのうち経歴欄で見られることにもなるでしょう。インプラント治療で利益を追求したいという若手の歯科医も増えています。
 また、歯科医の技術を見る基準としては、インプラント以外の歯を失った場合の治療方法である「入れ歯」「ブリッジ」の評判も大きな目安になります。さらに歯科矯正が出来る歯科医も高い技術を持っていることが多いです。
 その他にホームページでチェックしたい情報としては、感染防止のための専用の手術室があれば尚良いでしょう。感染対策に力をいれている歯科医院ならその部分のアピールもあるかもしれません。
 そして、なにより大切なのは実際に歯科医院に足を運んで、信頼できそうか自分の目で確かめることです。実際に見てみて、危険なものを感じたら逃げましょう(笑)。治療中に歯科医の信頼性に疑問を感じたら他の歯科医からセカンドオピニオンを聞いても良いでしょう。東京のようにインプラント歯科医が多い地域は安心できますね。

 

評判の良いインプラント専門歯科比較材料

評判の良いインプラント専門歯科を自分で比較するための判断材料を挙げておきます。
  • 治療室の衛生はよさそうか。感染防止のための専用の手術室があれば尚よし
  • 待合室やトイレが綺麗だと、治療の衛生管理も力をいれている可能性は高い
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。手洗いの仕方、使い捨て道具の開封
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌対策について自分から説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。より確実に事故を防ぐにはCT画像が効果的
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科医師の知識と技術が成熟するの40過ぎからというのが一般的
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

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インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れをまとめました。
歯科医に足を運んでから、治療が終了するまでです。

インプラント治療の期間の長さは、5ヶ月から8ヶ月くらいが平均的な目安になります。
虫歯や歯周病など他の治療が必要になったり、本数が多くなると、その分だけ伸びますので、1年以上かかるケースもあります。

治療期間がちょっと長いと感じるかもしれません。治療期間が長いのは歯のインプラント治療の課題のひとつと言われています。

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インプラント治療の全体の流れ


コミュニケーション・カウンセリング

骨の精密検査・咬み合わせ検査・健康状態のチェック

1回目の手術(2時間程度:切開してインプラント体を埋め込む作業は20分~1時間ほど)

手術直後のケア(抗生物質手術前日~術後1週間)(痛み止め鎮静剤)(うがい薬)

手術2週間後に抜糸

安定期間(下顎3ヶ月間・上顎6ヶ月間)

2回目の手術(1時間)でインプラント体にアバットメントをつける。
↓(1ヶ月後)
口の中の型どり
↓(上部構造「人工歯冠」をつくる1~2週間)
上部構造(人工歯冠)の取り付け(終了)

年1~2回の定期検査(噛み合わせや衛生管理のチェック)

インプラント治療の流れ① - 骨の精密検査・咬み合わせ検査・健康状態のチェック

歯科医に足を運んでコミュニケーション・カウンセリングが終わったら、次は骨の精密検査をします。レントゲンを撮るなどして、顎の骨に十分な量・厚みがあるか、形はどのようになっているか、神経の位置はどこかなど正確に調べます。さらに咬み合わせの状態をよくチャックをし、この結果を受けて、使用する人工歯根の長さ・種類を決めます。骨再生・骨移植が必要かどうかもここで判断します。
そして、健康状態の問題はないか、持病はないか、麻酔薬や抗生物質への異常反応はないかなど問診をし、治療を受けられるかどうかの最終判断を行います。

インプラント治療の流れ② - 人工歯根を埋め込む手術

インプラント治療の1番の山場がここになります。大掛かりな手術を想像するかもしれませんが、少々難しい親知らずの抜歯手術と同程度と考えて良いです。
 埋め込む作業そのものは20分~1時間程度ですが、手術前と手術後の滅菌消毒の管理を徹底するためにやや時間がかり、全体では2時間ほどで終了し帰宅できるようになります。この手術が終わって後の経過がよければ、インプラント治療はほぼ成功です。
 手術後は手術前日から飲み始めた抗生物質を1週間飲み続けたり、口内衛生に注意を払うなど細菌感染予防に努めます。不快な症状が出たら、遠慮なく歯科医に相談しましょう。

インプラント治療の埋め込み手術の流れ


局所麻酔をします

インプラント体(人工歯根)を埋める箇所の歯肉を横方向に切開し
ます。

歯肉を開いて反転させ、歯槽骨を露出させます

ドリルで歯槽骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込むための穴をあけます

インプラント体を埋め込みます

インプラント体の頭の部分にカバーを装着します

切開した歯肉を閉じて縫合し、インプラント体を完全に覆います

2週間後に抜糸
 

インプラント治療の流れ③ - 2回目の手術で土台を装着

2回目の手術は簡単なものになります。歯肉を切開して、埋まっているインプラントの頭を露出させ、カバーを外します。ここにアバットメントという土台を装着するだけです。これでインプラント治療の外科手術はこれで終わりです。
この後は、上部構造という人工歯の型取りをして作製し、装着して咬み合わせを調整していくことになります。

インプラント治療の流れ④ - 人工歯の型取りと噛み合わせ調整

アバットメントを装着したら、人工歯の作製に取り掛かります。口の型取りをして仮歯を作り、それを装着したら、噛み合わせの具合や外見を確認します。完璧な仮歯が出来るまで何度か通院し、完璧な型ができたらそれを使って上部構造(人工歯冠)を作製します。人工歯を試してみてうまくいったら完成です。

インプラント治療の流れ⑤ - 治療が終わった後

治療が終わった後は、はず最初の1週間後に定期検査があります。その後は1ヶ月・3ヶ月後となり、年1~2回というような流れになります。
 定期検査では、噛み合わせや衛生状態、歯茎の状態などをチェックします。
 また、食後の歯磨きはきちんとする必要があります。

インプラントの治療の流れが長期になる理由

 インプラントの治療の流れが長くなってしまうのは、顎の骨と、そこに埋め込んだチタン素材が完全にくっつくまでの時間が長いためです。
 インプラント治療の第一段階である顎の骨に歯の根っこを埋め込む手術が終わったら、下顎の場合は3ヶ月、上顎の場合は6ヶ月の間を安定期間として待たなければなりません。安定期間を経て、顎の骨と埋め込んだチタンを完全にくっつけます。

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歯科インプラントメーカー

歯科インプラントのメーカーは主要なメーカーがお勧めです。

長期的に使用するインプラントですから将来部品交換が必要になったときに製造元経営悪化や製品の不調により生産中止になっていたら困ります。

世界で一番信頼されているメーカーの一つに、インプラント本家であるスウェーデンのノーベルバイオケア社がります。

ノーベルバイオケア社で生産されている「ブローネルク・システム・インプラント」は非常に高品質で信頼性は抜群です。
他社がベンチマークしている最も先進的なインプラントなのです。

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インプラントのメーカー名や仕様をメモ

 また、インプラントのメーカーの名前がはっきりわかっていることは重要です。
 インプラントをして何年後かに、歯周病など何らかの異常が原因でインプラントを外さなくてはいけない状況になったとします。
 そうした時に、メーカーやその品番がわからないと、最悪の場合は周囲の骨を削って抜くはめになることもあるのです。
 インプラント体を抜く作業は歯を抜歯するのと同じ感覚で抜くだけです。
 しかし、メーカーによってインプラント体の構造が統一されていないため、抜くための道具も統一されていません。
 インプラント治療を受けた歯科で抜いてもらう場合は大丈夫でも、別の歯科で抜いてもらう状況になることに備えてメーカー名や品番、太さや長さを聞いておきましょう。既にインプラントを既に埋め込んで時が経過してる場合も、今からでも担当医にメーカーと品番、太さな、長さなどを聞いておいたほうがいいと思います。
 また、多くの歯科医院取り扱っているインプラントのメーカーの素材を使ってもらうのも、万が一、抜かなくてはいけない状況になったときにスムーズにいくことは間違いないでしょう。

主要なインプラント素材メーカー

 主な大手インプラントメーカー名をあげておきます
  • アドバンス社
  • アストラテック社
  • オガインプラント社
  • ストローマン社
  • ジンマーデンタル社
  • デンツプライ社
  • ノーベルバイオケア社
  • プラトン社

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インプラント手術の方法

インプラント手術の方法は一般的に次の「1回法」と「2回法」になります。2回法のほうが多く採用されている方法です。患者の状況に合わせて1回法と2回法を使い分ける歯科医もいます。
 2回法は少し手間が増えますが、1回目の手術時に歯肉を閉じるため、感染リスクが1回法よりも低いメリットがあります。


インプラント手術方法 1回法

インプラントの手術方法1回法では、歯肉を切開し、インプラント体を埋め込み、インプラント体の頭を露出させたまま3ヶ月~6ヶ月の治癒期間で安定させます。最後にアバットメントと人工歯を固定して完成です。

インプラント手術方法 2回法

インプラントの手術方法2回法では、歯肉を切開し、インプラント体を埋め込み、切開した歯肉を閉じて縫合し3ヶ月~6ヶ月の治癒期間で安定させます。2回目の手術で再度歯肉を切開し、アバットメントを装着、仮歯やカバーをかぶせるなどして1ヶ月安定させる。歯を被せて完成です。

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抜歯後にインプラント手術をする2種類の方法

 何らかの原因で抜歯後にインプラント手術をすることになった場合、手術方法は2種類あります。
通常の手術方法・・・抜歯した時に出来た穴が埋まるのを数ヶ月待ち、それからインプラント体を埋め込む手術をします。
最新の手術方法・・・歯槽骨にダメージを与えないように丁寧に抜歯し、抜歯後の穴が治るのを待たずに、インプラント体を埋め込む。抜歯による穴が治癒するのと同時にインプラントと骨の結合します。ただ、この種類の手術方法は結合の定着率に課題があるため、リスクが高い方法です。

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奥歯のインプラント

 奥歯はインプラントの強みである、「噛む力」が大きく発揮される箇所です。
 入れ歯の場合は噛む力が天然歯の3の1以下まで下がってしまいますが、インプラントの場合は天然の歯以上の力で噛むことが可能です。
 また、一番奥の歯を失った場合、ブリッジはできませんが、インプラントは治療が可能です。

奥歯のインプラントで注意すること

 インプラントには自然の歯よりも強い力で物を噛むことができるメリットがある一方で、過剰な強さで噛んでしまうという欠点もあります。
 インプラントは物を噛んでいる微妙な感覚が天然の歯よりも伝わりにくいので、力加減の度を越してしまうこともあるのです。その場合、骨に過大な圧力がかかり負担になります。奥歯の噛みすぎにはやや注意が必要です。
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奥歯のインプラントと審美性

 奥歯は前歯と違って他人に見られにくい箇所でもあります。
 奥歯のインプラント上部構造(人工歯)は外から見えにくいため、予算を抑えるためには金属製の銀色のものを使って済ませるというのが一般的です。
 逆に、前歯にインプラントをする場合は審美性を考えて、使用する人工歯もエナメル質の白いやや高価なものを選択する方がが良いでしょう。

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即日インプラント

 インプラントを即日埋め込んでもらいたがる忙しい患者さんがいますが、安全のためにじっくり時間をかけることが大切です。

インプラント体を埋め込む手術が可能な体かどうか調べたり、手術で事故が起きないようにCTをとって骨の厚さや神経の位置を検証したりと必要な手続きを踏まなくてはなりません。

それに、歯科医とコミュニケーションをとる過程で、その歯科医が信頼できそうか観察する時間も必要です。
脚を運んだ当日に、いきなりインプラントを埋め込もうと勧めてくる歯科医がいたらかなり危険です。

 現在、技術と素材の面で、陰のプラント治療の治療期間を短縮できないか日々研究が行われています。
新しい治療方法としてインプラント体を埋め込んだのと同時に歯の部分も作ってしまう技術などもあります。
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抜歯後即日インプラント

 抜歯後即日にインプラントを埋め込む方法も研究されています。
 抜歯してからインプラントをするパターンでは、抜歯によりできた穴が骨再生によりふさがるのを2,3ヶ月ってからインプラント体を埋め込むのが普通です。
 最新の方法では抜歯とインプラント体の埋込みを同時に行ないます。
 ただし、この方法は定着率に問題があり、まだリスクが高い方法です。すべての患者に可能というわけではありません。
 治療期間を短くするデメリットやリスクを考え、本当に短い期間で済ませなければならないのか冷静に考えるべきです。

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インプラント治療の方法

インプラント治療の方法は一般的に次の「1回法」と「2回法」になります。2回法のほうが多く採用されている方法です。患者の状況に合わせて1回法と2回法を使い分ける歯科医もいます。
 2回法は少し手間が増えますが、1回目の手術時に歯肉を閉じるため、感染リスクが1回法よりも低いメリットがあります。


インプラント治療方法 1回法

インプラント1回法の治療方法では、歯肉を切開し、インプラント体を埋め込み、インプラント体の頭を露出させたまま3ヶ月~6ヶ月の治癒期間で安定させます。最後にアバットメントと人工歯を固定して完成です。

インプラント治療方法 2回法

インプラント2回法の治療方法では、歯肉を切開し、インプラント体を埋め込み、切開した歯肉を閉じて縫合し3ヶ月~6ヶ月の治癒期間で安定させます。2回目の手術で再度歯肉を切開し、アバットメントを装着、仮歯やカバーをかぶせるなどして1ヶ月安定させる。歯を被せて完成です。

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抜歯後にインプラント治療する方法

 何らかの原因で抜歯後にインプラント治療をすることになった場合、手術方法は2種類あります。
通常の治療方法・・・抜歯した時に出来た穴が埋まるのを数ヶ月待ち、それからインプラント体を埋め込む手術をします。
最新の治療方法・・・歯槽骨にダメージを与えないように丁寧に抜歯し、抜歯後の穴が治るのを待たずに、インプラント体を埋め込む。抜歯による穴が治癒するのと同時にインプラントと骨の結合します。ただ、この種類の手術方法は結合の定着率に課題があるため、リスクが高い方法です。

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安心なインプラント

歯のインプラントは安心して受けることが出来る治療方法です。
世界的に見れば、治療を受けた患者数は1000万人を超えており成功率は99%以上となっています。

そして、万が一失敗してとしても、それに対する対応手続きもすでに確立されているので安心です。
 そのインプラントの安全性世界で一番厳しいアメリカ歯科医師会の承認も正式にうけています。

 つまり、難しい心臓の手術のように、「成功する確率は・・%」と医師が患者に言わなくてはいけないような手術ではないことは確かです。
歯科医術全般が適切にこなせる先生なら、数ある手術の中の一つにすぎません。


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インプラントで安心できないのは歯科医の問題

 インプラントで安心できないのは歯科医がルールを厳格に守ってくれるのかどうかということです。
 インプラント治療は治療方法や手順を含め、たびたび建設業に例えられます。
 建設業界を震撼させた耐震偽装問題や悪質リフォーム問題は、そのままインプラント業界にも当てはまります。技術や知識を持っているはずの一級建築士がコストのためにルールを破ったり、技術がないのに技術があるかのように宣伝して工事を請け負う業者です。
 どんなに信頼性が高いインプラント治療法でも、その技術を使う人間に問題があれば安全性は脅かされるのです。歯科医師自身に問題があったがためにトラブルになたケースを見ると、
  • CTやレントゲンで骨の厚さや神経の位置を確認しなかった(→空洞貫通・神経損傷)
  • 骨が足りないのに強引に手術を進めてしまった(→耐久性)
  • 衛生管理の手抜き、素材の使い回し(→細菌感染)
  • 安全性の低い安物素材をあえて利用した(→耐久性・有害物質)
  • 体調不良なのに手術に臨んでしまった(→ドリル操作ミス)
  • 教育や知識、技術が不足してるのに患者獲得にだけは熱心(→欠陥サービス)
  • 問題だらけの歯科医なのに、生活の為に自ら退く様子はない(→とまらない被害拡大)
  • 行き過ぎた過当競争(→サービスの質の低下)

インプラント手術は安心か

 インプラント手術は安心して受けることが出来るだけの決まった手順があります。インプラント手術は少し難しい親知らずの手術のような感じで、あらゆる治療をこなす歯科医にとっては必ずしも難しい手術ではないようです。
 とはいえ、人の手で行うものなので、親知らずの抜歯手術でまれに事故があるようにインプラント手術でも事故が起こる可能性はあります。 
 インプラント手術はトラブルや事故を防ぐための手順が決まっており、しっかりとした治療計画・厳格なルールに沿って進めていけば成功する安全な手術です。衛生管理を徹底した手術が成功すればその後の副作用もほとんどありません。
 インプラントを埋め込む手術は、インプラント治療最大の山場です。この手術を終えてしばらくしても何も異常がなければ、ほとんど成功したと言っていいでしょう。

安心してインプラント手術を受ける方法

 より安心してインプラント手術を受ける方法として、大学病院などで利用しているCTスキャンの画像データを利用する方法があります。
 今ではCTの精度の高い立体映像データをパソコンに取り込み、コンピューターで手術の計画を立てられるようになっています。
 CTのデータでインプラントを建てる位置、方向、深さなどが確定したら、その正確な情報を手術に利用するためのサージカルテンプレートというマウスピースのような型を作ります。
 サージカルテンプレートを顎にハメることにより、CT診断で決定した位置に向かってより確実にインプラントを埋め込むことができるのです。これで偶発的な事故が起きる確率が確実に減り、インプラント治療自体も綺麗に仕上がることは間違いないでしょう
 このようなCTガイドシステムを導入している歯科医・CT画像を治療に利用する技術を持った歯科医を見つけて治療を受ければ事故予防も確実です。
 実際は、CTスキャンを利用しない一般開業医は多く、レントゲンで十分という意見も多いです。CTスキャンは高額設備なので、歯科医院にはなくても歯科医紹介先の大学病院などでCTデータを取って利用している歯科医もいます。
 大学病院ではCT必ず撮ります。また、大学病院や大きな専門病院では口腔外科、麻酔科、補綴科、放射線科がチームを組んで一人の患者を診るため、一般の開業医よりも安心できると思います。

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低価格のインプラント

 低価格インプラントについてのお話。
 健康保険適用外の医療行為であるインプラント治療ですが、費用は歯一本あたり30万円程度が相場になります。

 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。

そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を10万円として計算すると、患者さんに請求する額は30万円~40万円となります。
ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり低価格のインプラントの部類に入るということです。

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低価格すぎるインプラントには訳がある?

 時々10万円台でインプラント治療をしている歯医者が広告を出していますが、あまりにも低価格すぎるインプラントは素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。低価格すぎる場合は当然として、価格が高い場合もで、インプラント素材のメーカーを教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。
 さらに、上部構造(人工歯)の技工料もコストとして入ってきます。

低価格インプラントの裏に手抜きはないかチェック

  • 低価格のインプラント素材は信頼ができる製造元のものか?
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。使い捨ての道具を袋から開封してるか。
  • 治療室の衛生はよさそうか。衛生対策の手術室があれば尚よし
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
  • 歯科助手に治療をさせていないか(これは論外。アウト)

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インプラントお勧めの歯科医・専門医

 インプラントでお勧めの歯科医・専門医を探している時に「認定医」という言葉が目に止まりますが、これは厚生労働省認可の特定の学会が認定した資格を指すため、公的資格としての認定医ではありません。
 ただ、問題の多い歯科医の場合は医師会から認定を取り消されることもあり、それなりの目安にはなります。

インプラントでお勧めの歯科医・専門医を探す

 インプラントでお勧めの歯科医・専門医は自分で探さなければなりません。インプラントはどの歯科医でも治療を行なっているわけではありません。
 インプラント治療を行っている歯科医・医院はかなり少数派ですので、どうしてもインプラント治療を受けたい場合は、遠距離通院で治療を受けることになる可能性もあります。

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 ようやくインプラント治療を行っている歯科医に足を運んでも、「インプラントはできない」「インプラントはしないほうが良い」と言われることがあります。「前後に歯があればブリッジ」「奥歯がないなら義歯」をしましょうと勧められるかもしれません。
 そのような場合は、別の歯科医に足を運んで意見を聞いてみることも一つの手です。
 というのも、十分な骨のない人にインプラントできる技術を持った専門医、インプラントを埋めた後に、骨・歯肉の状態をコントロールすることが出来る技術を持った専門医など技術レベルの差があるからです。

インプラントでお勧めの歯科医・専門医を経歴から比べる

 お勧めの歯科医・専門医を比較して迷ったときは、より多くの患者さんを治療してきた実績があるところを選べば間違いないでしょう。実績多いところでは、インプラントの本数や患者数で表している歯科医院もありますので参考にしてください。
 また、患者として信頼できそうな歯科医を選ぶ基準としては、経歴も判断材料のひとつです。 
 専門的な技術を習得してきた経歴をホームページなどでチェックしましょう。
 インプラント先進国への留学経験や大学病院の研修経験、歯科医師会や歯科学会での活動経験などがネット上のプロフィール欄に書いてあることが多いです。
 オッセオインテグレーテッド・インプラント本家である「ブローネマルクシステムの研修プログラムを修了」と書いてあればポイントも高いです。日本の歯科大学でも2000年を過ぎたころから、インプラント科も増えてきました。
 また、インプラント以外の歯を失った場合の治療方法である「入れ歯」「ブリッジ」の評判も大きな目安になります。歯科矯正が出来る歯科医も高い技術を持っています。
 その他にホームページでチェックしたい情報としては、感染防止のための専用の手術室があれば尚良いでしょう。感染対策に力をいれている歯科医院ならその部分のアピールもあるかもしれません。
 そして、なにより大切なのは実際に歯科医院に足を運んで、信頼できそうか自分の目で確かめることです。実際に見てみて、危険なものを感じたら逃げましょう(笑)。治療中に歯科医の信頼性に疑問を感じたら他の歯科医からセカンドオピニオンを聞いても良いでしょう。

 

インプラントでお勧めの歯科医・専門医を見分ける判断材料

  • 治療室の衛生はよさそうか。感染防止のための専用の手術室があれば尚よし
  • 待合室やトイレが綺麗だと、治療の衛生管理も力をいれている可能性は高い
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。手洗いの仕方、使い捨て道具の開封
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌対策について自分から説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。より確実に事故を防ぐにはCT画像が効果的
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科医師の知識と技術が成熟するの40過ぎからというのが一般的
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

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インプラントの値段

インプラントの値段は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。
 歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。
 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。

インプラントの値段は歯科医によって大きく違う

インプラントの値段は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因があります。

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インプラントの値段を決める要素

 インプラントの値段を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

値段の安いインプラント

 値段の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの値段が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラント歯科医院

 インプラント歯科医院と言っても技術は歯科医によって大きな違いがあります。
 インプラント治療を行っている歯科医・医院はかなり少数派ですのでインプラント治療を受けたい場合は、自分で探さなければなりません。実際、地元にインプラント歯科医がいない患者は遠距離通院で治療を受けることになります。治療終了までには10回は行き来を繰り返すことになります。
 しかし、ようやくインプラント治療を行っている歯科医に足を運んでも、「インプラントはできない」「インプラントはしないほうが良い」と言われることがあります。「前後に歯があればブリッジ」「奥歯がないなら義歯」をしましょうと勧められるかもしれません。
 そのような場合は、別の歯科医に足を運んで意見を聞いてみることも一つの手です。
 というのも、十分な骨のない人にインプラントできる技術を持った歯科医院、インプラントを埋めた後に、骨・歯肉の状態をコントロールすることが出来る技術を持った歯科医院など技術レベルの差があるからです。
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インプラント認定医

 インプラント歯科医院を探している時に「認定医」という言葉が目に止まりますが、これは厚生労働省認可の特定の学会が認定した資格を指すため、公的資格としての認定医ではありません。
 ただ、問題の多い歯科医の場合は医師会から認定を取り消されることもあり、それなりの目安にはなります。
 

インプラント歯科医院の選び方

 インプラントはまず何よりも、より多くの患者さんを治療してきた実績がある歯科医院を選べば間違いないでしょう。実績多いところでは、インプラントの本数や患者数で表している歯科医院もありますので参考にしてください。
 また、患者として信頼できそうな歯科医を選ぶ基準としては、経歴も判断材料のひとつです。 
 専門的な技術を習得してきた経歴をホームページなどでチェックしましょう。
 インプラント先進国への留学経験や大学病院の研修経験、歯科医師会や歯科学会での活動経験などがネット上のプロフィール欄に書いてあることが多いです。
 オッセオインテグレーテッド・インプラント本家である「ブローネマルクシステムの研修プログラムを終了」と書いてあればポイントも高いです。日本の歯科大学でも2000年を過ぎたころから、インプラント科も増えてきました。
 また、インプラント以外の歯を失った場合の治療方法である「入れ歯」「ブリッジ」の評判も大きな目安になります。歯科矯正が出来る歯科医も高い技術を持っています。
 その他にホームページでチェックしたい情報としては、感染防止のための専用の手術室があれば尚良いでしょう。感染対策に力をいれている歯科医院ならその部分のアピールもあるかもしれません。
 そして、なにより大切なのは実際に歯科医院に足を運んで、信頼できそうか自分の目で確かめることです。実際に見てみて、危険なものを感じたら逃げましょう(笑)。治療中に歯科医の信頼性に疑問を感じたら他の歯科医からセカンドオピニオンを聞いても良いでしょう。

 

インプラントで歯科医院の評判比較する材料

インプラント治療を行っている歯科医院の評判で比較すべきポイントを並べます。
  • 治療室の衛生はよさそうか。感染防止のための専用の手術室があれば尚よし
  • 待合室やトイレが綺麗だと、治療の衛生管理も力をいれている可能性は高い
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。手洗いの仕方、使い捨て道具の開封
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌対策について自分から説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。より確実に事故を防ぐにはCT画像が効果的
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科医師の知識と技術が成熟するの40過ぎからというのが一般的
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

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インプラントや義歯

 インプラントや義歯(入れ歯など人工歯)のメリットや、インプラントをブリッジや取り外し式の入れ歯やと比べたときのメリット・デメリットを見てみます。

インプラントや義歯がないとどうなるか

インプラントや義歯がない、つまり歯がない状態を放置すると健康面で悪影響が出てくることがわかっています。
  • 歯を失ったまま放置→その周りの歯が傾く→上下の歯の咬み合わせが悪くなる→次第に顎の骨が傾いていく→首の骨にねじれが生じる→ホルモン分泌のバランスが崩れる
  •  噛まなくなる→唾液の分泌が減る→消化吸収の効率が悪くなる→栄養不足
  •  噛まなくなる→全身の血流量が減る→栄養不足
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インプラントを義歯と比べたときのメリット

 歯のインプラントを義歯(取り外し式の入れ歯・ブリッジ)と比べたときのメリットを比較する形で考えてみます。
  • 自分の歯以上の力で噛める。固定されてるため安定性が高い。噛みごたえを感じる事ができる(固定されてない入れ歯の噛む力は自然歯の3分の1以下。噛むと痛みがあることも)
  • 残っている歯に負担をかけない(ブリッジは削ったり、ひっかけたり負担が多い。部分入れ歯もスクラプという留め具で負担をかけます)
  • 異物のある違和感がない(入れ歯の口の中が狭くなる感じる異物感は嫌われています)、
  • 噛んだ時に骨に刺激が伝わるので、骨が退化してやせていくのを防ぐことができ、咬み合わせが長期安定。(入れ歯は顎骨の萎縮とともに何度も調整が必要)
  • 外観が自然(ブリッジは歯肉が減った部分が影に。入れ歯は、スクラプという金具が見えたり、会話中の口の動きが不自然になり話しにくいし、外れることも。取り外す姿もカッコ悪い)
  • 噛むことから脳への刺激をうけることが出来る。偏頭痛や肩こりが治った例も

インプラントを義歯と比べたときのデメリット

 歯のインプラントを義歯(取り外し式の入れ歯・ブリッジ)と比べたときのデメリットを比較する形で考えてみます。
  • メンテナンスが大変で、歯周病を防ぐのに努力が必要。自然歯より歯周病菌に弱い
  • 費用が高い。1本30万円くらいが相場
  • 治療期間最短でもが下顎で4ヶ月・上顎が7ヶ月。本数や患者の状況によっては1年以上になることも多い。
  • 顎の骨にドリルで穴をあけるという手術の恐怖(麻酔をするので手術中の痛みはありません)
  • 噛んだ時の感覚が天然の歯よりも弱く、大きな力もかけられるので、インプラントを埋めた部分の骨に過剰な負担をかけてしまうことがある

インプラントを義歯と組み合わせる

インプラントは顎骨の状態が条件さえ満たしていれば、残存の歯の本数はいくつだろうが関係ありません。歯が一本もない総入れ歯の患者を対象として開発された治療法が「オッセオインテグレーテッド・インプラント」なので安心して治療をうけることができます。
 総インプラントといっても、歯と同じ本数のインプラント体をきっちり埋めこまなくてはならないというわけではありません。ブリッジの手法を組み合わせることで、最低13本のインプラントで全ての歯の分をカバーできます(ボーンアンカードフルブリッジという)。

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インプラントの料金

 インプラントの料金は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

 歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。
国による7割負担もなく治療費が高額になります。

 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。
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インプラントの料金は歯科医によって大きく違う

 インプラントの料金は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラントの料金を決める要素

 インプラントの料金を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

料金の安いインプラント

 料金の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの料金が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラント認定医

 インプラント認定医とは、厚生労働省認可の特定の学会が認定した資格を指すため、公的資格としての認定医ではありません。
 ただ、問題の多い歯科医の場合は医師会から認定を取り消されることもあり、それなりの目安にはなります。

インプラント認定医とは言っても

 インプラント認定医とは言っても技術は歯科医によって大きな違いがあります。
 インプラント治療を行っている歯科医・医院はかなり少数派ですのでインプラント治療を受けたい場合は、自分で探さなければなりません。実際、地元にインプラント歯科医がいない患者は遠距離通院で治療を受けることになります。治療終了までには10回は行き来を繰り返すことになります。
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 しかし、ようやくインプラント治療を行っている歯科医に足を運んでも、「インプラントはできない」「インプラントはしないほうが良い」と言われることがあります。「前後に歯があればブリッジ」「奥歯がないなら義歯」をしましょうと勧められるかもしれません。
 そのような場合は、別の歯科医に足を運んで意見を聞いてみることも一つの手です。
 というのも、十分な骨のない人にインプラントできる技術を持った認定医、インプラントを埋めた後に、骨・歯肉の状態をコントロールすることが出来る技術を持った認定医など技術レベルの差があるからです。

 

インプラント認定医の選び方

 インプラント認定医の選び方としててっとり早いのは、より多くの患者さんを治療してきた実績のあるところを選べば間違いないでしょう。実績多いところでは、インプラントの本数や患者数で表している歯科医院もありますので参考にしてください。
 また、患者として信頼できそうな歯科医を選ぶ基準としては、経歴も判断材料のひとつです。 
 専門的な技術を習得してきた経歴をホームページなどでチェックしましょう。
 インプラント先進国への留学経験や大学病院の研修経験、歯科医師会や歯科学会での活動経験などがネット上のプロフィール欄に書いてあることが多いです。
 オッセオインテグレーテッド・インプラント本家である「ブローネマルクシステムの研修プログラムを終了」と書いてあればポイントも高いです。日本の歯科大学でも2000年を過ぎたころから、インプラント科も増えてきました。
 また、インプラント以外の歯を失った場合の治療方法である「入れ歯」「ブリッジ」の評判も大きな目安になります。歯科矯正が出来る歯科医も高い技術を持っています。
 その他にホームページでチェックしたい情報としては、感染防止のための専用の手術室があれば尚良いでしょう。感染対策に力をいれている歯科医院ならその部分のアピールもあるかもしれません。
 そして、なにより大切なのは実際に歯科医院に足を運んで、信頼できそうか自分の目で確かめることです。実際に見てみて、危険なものを感じたら逃げましょう(笑)。治療中に歯科医の信頼性に疑問を感じたら他の歯科医からセカンドオピニオンを聞いても良いでしょう。

 

評判の良いインプラント認定医比較材料

評判の良いインプラント認定医を自分で比較するための判断材料を挙げておきます。
  • 治療室の衛生はよさそうか。感染防止のための専用の手術室があれば尚よし
  • 待合室やトイレが綺麗だと、治療の衛生管理も力をいれている可能性は高い
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。手洗いの仕方、使い捨て道具の開封
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌対策について自分から説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。より確実に事故を防ぐにはCT画像が効果的
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科医師の知識と技術が成熟するの40過ぎからというのが一般的
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

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インプラントの治癒期間

インプラントの治癒期間(インプラント体を埋め込む手術後の治癒期間)は、下顎が3ヶ月、上顎が6ヶ月です。
 手術で切開した歯肉は2週間ほどで完全に治癒しますが、埋め込んだチタンのインプラント体が顎の骨と完全にくっつくまで安静にしている期間は長くなります。
インプラント体と骨が結合するまでの治癒期間は安定期間と呼び、下顎の骨が3ヶ月間、上顎の骨は6ヶ月間になります。

インプラントの治癒期間中

インプラントの治癒期間中は細菌感染の予防に努めます。
 手術直後には痛み止め、細菌感染を防ぐための抗生物質、やうがい薬が処方されます。
 歯肉を縫合した場合は抜糸までの1週間にも、傷口の消毒のために通院することもあります。抜糸後は埋め込んだインプラント体とあご骨がうまくなじむまで待ちます。
 手術後の痛みや腫れが長引くようだと、細菌感染が起きてしまった可能性が高く、もう一度インプラントを抜きなおす必要も出てきます。そうなった場合は、再度骨の穴が埋まるまで骨の再生を待ち、再手術です。

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インプラントの治癒期間を終えた後

インプラントの治癒期間が終わるのはインプラント体と顎の完全なに結合が確認される3ヶ月~6ヶ月後です。
 結合が確認されたら、2回法の術式では2回目の切開手術が行われます。
 2回目の手術でも術後に細菌感染を防ぐための抗生物質やうがい薬が処方されます。抜糸をする場合は1~2週間後で、抜糸後は歯肉が落ち着くまで時間を起き、歯型をとるという流れになります。


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インプラント手術で医療費控除

インプラント手術の治療費は医療費控除の対象になります。
 医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。
美容整形などでは適用されない歯科インプラントの治療費にもこの制度に適応されます。 

インプラント手術 医療費控除の計算

医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率
 計算式の「全ての医療費」の部分は200万円が上限とされています。所得税率が高い高額所得者ほど減税額が大きくなるのが特徴です。
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 サラリーマンは税金を源泉徴収で支払っていますが、源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていません。支払う税金で減額されなかった分は、1月すぎに税務署で申告するとその分を還付金として返してもらえます。
 また、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。
 妻が共働きで家計が独立しており、扶養家族となっていない場合も合算できますが、そこでは注意が必要です。
 もし妻のほうの所得が多い場合は、妻のほうの家計で医療費を合算して医療費控除を利用します。そうすることで、より所得が大きな妻の所得税率を計算に利用できるため、医療費控除の金額が大きくなるのです。

 

インプラント手術 医療費控除の申告で手続きで用意するもの


    インプラント医療費控除
  1. 医療機関からもらった領収書やレシート。通院にかかった交通費の証明になる物(自家用車で通院した場合の駐車料金・ガソリン代は対象外)。
  2. 源泉徴収票(サラリーマンの場合)
  3. 印鑑
  4. 金融機関の口座番号(還付金入金の先)
 申告していなかった医療費控除は5年前までさかのぼって金額に合算し、申告するとができます。今回申告し忘れた医療費控除分も、次の年度以降に利用できるので、領収書などはきちんと保管しておきましょう。
 また、医療費控除は所得税(国税)に適応される制度ですが、地方税は確定申告で申告した所得をもとに課税されるため、医療費控除で課税対象となる所得を減らせた分だけ地方税も小さくなります。
 つまり、医療費控除を申告することで減額される税金額は、所得税と地方税の減額分を合わせたものとなります。

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インプラントの価格

 インプラントの価格は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

 歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。
国による7割負担もなく治療費が高額になります。

 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。
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インプラントの価格は歯科医によって大きく違う

 インプラントの価格は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラントの価格を決める要素

 インプラントの価格を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

価格の安いインプラント

 価格の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの価格が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラント治療の注意点

インプラント治療の注意点を、これから受けたい人・歯科医院に足を運んだ人・治療中の人・もう既に治療を終えた人、それぞれの場合いに分けて挙げていきます。


インプラント治療を考えている人の注意点

これからインプラント治療を受けようと考えている方の注意点を挙げていきます。

  • メンテナンスが大変で、歯周病を防ぐのに努力が必要。自然歯より歯周病菌に弱い
  • 費用が高い。1本30万円くらいが相場
  • 治療期間最短でもが下顎で4ヶ月・上顎が7ヶ月。本数や患者の状況によっては1年以上になることも多い。
  • 顎の骨にドリルで穴をあけるという手術の恐怖(麻酔をするので手術中の痛みはありません)
  • 顎の骨の量が足りないと、治療を受けられないか、骨再生・移植手術が必要な場合も
  • タバコを吸っている方は、成功しない確率が高くなる。治療終了後も歯の寿命が短くなる
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インプラント歯科医の注意点

足を運んだインプラント歯医者が本当に大丈夫そうか見分ける際の注意点を挙げていきます。
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。
  • 待合室やトイレが綺麗だと、歯科医のサービス業としての姿勢がわかる
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌対策について自分から説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科助手に手術をさせていないか(これはアウト)
  • 歯科医師の知識と技術が成熟するの40過ぎからというのが一般的
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

インプラント治療中の注意点

インプラント治療を現在うけている方が注意する点を挙げていきます。
  • 治療費の見積金額・治療計画・素材のスペック・保証制度の有無をしっかり聞いておくこと
  • 医者が信頼できそうか観察し、危険を察知したら逃げる準備も(笑)
  • 脳梗塞や心筋梗塞などで血液がサラサラにする薬を飲んでいる場合は、手術前に担当医に相談しておきましょう。
  • インプラント埋込み手術の直後は細菌感染・出血に注意する(1~2日長風呂禁止・激しい運動禁止・プール禁止・辛いものやお酒タバコ禁止)
  • インプラント埋込み手術後は、歯科医の許しが出るまで入れ歯を入れることができません
  • 腫れや痛みが長引く、膿が出るなどの症状は直ぐに報告する

インプラント治療後の注意点

インプラント治療が完了した人が注意する事項を挙げていきます。
  • 年2回の定期検査で咬み合わせのチェック(咬み合わせに問題を感じても放置しない)。咬み合わせが偏ると、インプラントと周囲の骨に負担が増し、長期的にはインプラントの耐久性にも関わってきます。
  • 衛生管理の徹底。毎日医師の指導通りの丁寧な歯磨き。タバコは厳禁。インプラントは自然歯よりも細菌に弱い。歯周病が悪化すれば自然歯と同じく抜けてしまいます。

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インプラントで麻酔

歯のインプラント治療で麻酔をする場面は、「2回法」の術式で行った場合、1回目の手術と2回目の手術の2回になります。「1回法」の術式は、インプラントを埋める時の1回だけになります。


インプラント手術で局所麻酔

局所麻酔をインプラント体を埋め込む手術で利用するのが一般的です。麻酔がよく効いてから歯肉の切開・歯槽骨のドリル穴あけと入っていきます。
 局所麻酔は治療する部分の近くの歯肉に麻酔注射を打ち、周辺を麻痺させる方法です。麻酔の効果は個人差がありますが1時間~2時間程度持続します。インプラントの手術が終わり、帰宅するころに少しずつ痛みを感じるようになります。
 歯肉を切開した部分は1~2週間後に抜糸を行いますが、その時は基本的に麻酔はしません。糸を抜くときに、チクッと痛むことがありますが数秒の我慢です。歯医者さんによっては抜糸時も局所麻酔をするケースもあります。
 2回法の術式を採用している場合は、2回目の手術でも簡単な歯肉切開を行いますので、そこでも局所麻酔で対処します。

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インプラント手術 局所麻酔と鎮静法

 局所麻酔はインプラント手術で最もよく使われる麻酔方法ですが、その他に治療中の不安や恐怖を和らげるために鎮静法という方法を利用するケースがあります。鎮静法は人工的に浅い睡眠状態を作り出す方法です。鎮静法自体に鎮痛効果はないので、局所麻酔との併用で使用します。

インプラント手術 局所麻酔+笑気ガス吸入鎮静法

 笑気ガス吸入鎮静法は低濃度の亜酸化窒素のガスを鼻から吸入する方法で、重い呼吸系疾患がある人以外は使用できます。甘い香りがし、副作用も殆ど無く、吸入が終わればすぐに回復できて安全です。

インプラント手術 局所麻酔+静脈鎮静法

 インプラント医の宣伝でも度々見かける静脈鎮静法は、モニターで血圧・脈拍・酸素量などを管理しながら静脈に点滴を打って鎮静剤を入れていく方法です。笑気ガスよりも鎮静作用が強く、治療中の記憶は忘れてしまいます。

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インプラント骨増生手術

 骨増生手術をインプラント手術の前に行うケースもあります。
 歯のインプラント治療はもともと歯を失っている患者の顎に人工歯を植え込む治療法ですが、人の顎骨は歯を失うと痩せていく性質があるため、インプラント治療を行うのに十分な顎骨(歯槽骨)が無いケースも出てくるのです。

 歯が抜けると、空いた隙間を埋めようと、周囲の歯槽骨が使われてしまし痩せていくようにへこんでいきます。それに合わせて歯肉も痩せていきます。
歯周病は顎の骨が溶ける病気ですが、これも顎骨を薄くする原因となります。

 歯槽骨の不足は骨増生手術で対処できます。骨増生技術は1990年代に研究が進み、以前は骨量不足でインプラントが無理だったタイプの患者も、場合によってはインプラント治療を受けられるようになりました。
現在広く利用されている方法として、骨再生誘導法やサイナスリフトなどがあります。
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インプラント骨増生手術 骨再生誘導法

インプラントの骨増生手術ので多く利用されているのが骨再生誘導法です。骨再生誘導法は質のよい骨を得ることができるため、インプラント治療に多く利用されている方法です。骨を増やしたい部分にカバーで空間を作り、その空間に骨が自然に再生されるのを待つ方法や、空間に直接骨の成分を入れて早く骨を作る方法もあります。骨を移植する時に使う骨の成分は、自分の口の中の骨を細かくしたものや、人工骨を使います。

インプラント骨増生手術 サイナスリフト

 インプラントの骨増生手術を上顎にする場合、サイナスリフトという手法をとることがあります。上顎の奥歯の骨が不足している場合は下顎に比べてインプラント治療が不可能な場合が多いです。原因は上顎の上に上顎洞という空洞があるからです。この空洞の下の部分に骨移植をして上顎の量を増やすのがサイナリフトという技術です。
  • ラテラルウィンドウ法・・・歯槽骨から上顎洞までの厚さがほとんどないような場合、上顎洞の側面に窓をあけ、移植用の骨を入れる方法。
  • オステオトーム法・・・歯槽骨から上顎洞までの高さが5ミリ以上、幅が6ミリ以上ある場合、注入ハリのようなものを使って上顎洞に骨を移植する方法。

必要な骨再生手術をせずインプラントを入れるとどうなるか

インプラントに骨再生手術や歯肉の整形手術が必要と判断されるような状態で、あえて整形を行わないでインプラントを埋め込むとどうなるのか、例を挙げて見てみます。
インプラント前に骨増生手術無し
下顎の骨の右側の骨の量が少ないため、これに合わせて細めのインプラントを埋めます。人工歯冠を装着して出来上がった歯は、上の歯との咬み合わせがよくありません。噛むたびにインプラントに斜め方向の偏った力が加わり続けます。これは咬み合わせの悪さから歯周病になりやすい状態の代表的な例で、インプラントの寿命も短命になる可能性が高いです。
インプラント前に骨再生手術

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インプラントは保険が適用されない

 歯のインプラントは保険が適用されません。インプラント以外にも健康保険の適用が困難な歯科治療は多くあります。
 国が医療費を負担してくれる国民健康保険制度は、最低限の治療行為を国が7割負担するという制度です。
医療費の財政負担が問題になっている現状で、インプラント治療が将来保険診療になることも期待できないでしょう。

健康保険適用外のインプラントも医療費控除はOK

 健康保険適用外のインプラント治療ですが、医療費控除の医療費としては計算に入れても大丈夫です。
この制度をうまく利用し節税しましょう。

医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率
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医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。
インプラントの治療費もこの制度に適応されます。

 サラリーマンは源泉徴収で税金を支払っています。
源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていないので、自分で1月すぎに税務署に行って申告をすると、源泉徴収で余計に持って行かれた金額を還付金という名前でかえしてもらえます。

 また、計算式の「すべての医療費」の部分は200万円が上限とされていますが、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。

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インプラントの治療体験談

(インプラントの治療体験談:50代女性)
 昔から歯に自信のなかったのですが、50代で前歯もなくなり、歯のブリッジ治療を申し込みに地元の歯科医に行きました。
 奥歯がもともと2本なかったのですが、先生から前歯のブリッジの他に、下奥歯2本ののインプラント治療を勧められました。食事の時に噛む力が全然変わるとのことです。
 私は30代後半で下の奥歯をダメにしてしまったため、子供からも食事が遅いと度々指摘されたものでした。

 インプラントは値段が高かったので、主人と相談したところ、OKが出たので、ブリッジとインプラントの治療を同じ歯医者さんでしてもらうことになりました。
 CTスキャンで骨の量を調べたところ、インプラント可能な量はあるとのこと。
 ブリッジの治療が終わって1ヶ月後に手術が決まりました。
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 手術は麻酔から始まり、インプラントを入れるのも痛みは感じないまま1時間後には終わっていました。
 家では処方されていた痛み止めと抗生物質を飲みました。2日目にほおが腫れましたが、痛みはたいしたことなかったです。
 1週間後に経過を見てもらい、次くるのは3ヶ月後といわれました。
 3ヶ月後の診察では歯型をとり、その1ヶ月後くらいには歯も完成してくっつけました。
 奥歯で噛む力が増えたので、前より食べる時間が短くなったきがします。
 治療が終わり1年たった今でも、毎日夜のブラッシングは歯医者で教えてもらった通りに時間をかけて行っています。できるだけ長持ちさせたいです。

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