インプラントのメンテナンス

 歯のインプラントのメンテナンス・定期診断は、きちんと続けていかないと最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまいます。
 歯磨きをしなくてもインプラントは虫歯にはなりませんが、インプラントの埋まっている箇所は自然歯よりも細菌の侵入に対してデリケートなので、手抜きをするとインプラントの寿命はどんどん短くなってしまいます。
 統計的にはインプラントが10年~15年後に使える状態を維持できている確率は90%~95%と言われています。
 ただし、これは個人の丁寧なブラッシングや歯科医や衛生士によるプロのメンテナンス・定期検査をきちんと行っている・受けている場合でのデータなのです。
 もしインプラントが駄目になっても、再度インプラント治療は可能です。しかし、費用のことを考えれば、出来るだけ長持ちさせたいものです。

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インプラントの衛生面のメンテンナンス

 インプラントの衛生面のメンテナンスの基本は、歯科医院で指導を受けた正しいブラッシング(歯磨き)方法を守ることです。
 また、インプラントをより良い状態で長持ちさせるには、インプラント以外の自分の歯も歯周病の悪化を防ぐために丁寧に磨く必要があります。細菌を増やす原因になるタバコも厳禁です。
 インプラントは自分の歯を普段磨いている時とは違う磨き方を意識する必要もあります。
 インプラントと歯肉は通常の歯と同じように綺麗に結合してる場合もありますが、全体的には歯肉との結合が弱い傾向にあります。
 そのため、インプラントの歯磨きでは、歯周病予防の歯磨き方法とほぼ同じように、歯と歯肉の間を気をつけて磨かなくてはなりません。
 人工歯と歯茎の間の隙間は普通の歯ブラシだけでは殆ど届かないため、細菌だらけになります。歯間ブラシなどを使い分けて対処します。
 また、インプラント体の表面には骨との接触面積をより大きくするためにミクロな凹凸があります。そのためインプラント体が露出している隙間部分には歯垢が非常に着きやすいのです。

歯科医で衛生面のメンテナンス

 個人のブラッシングメンテナンスには限界もあります。 歯周病・インプラント周囲炎からインプラントを守るためには、プロの手も借りましょう。出来れば1~2ヶ月に一回定期的に歯科医や歯科衛生士に専門的で特殊な清掃ケアをしてもらうと気分的も安心できます。

歯科医でインプラントの咬み合わせのメンテナンス

 咬み合わせの調整管理もインプラントのメンテナンスの一つです。
 天然の歯のかみ合わせは歳と共に変化していきます。それはとても自然なもので、顎の骨や関節を守るために必要な作用です。
 一方、インプラントには自然の歯にあるような顎骨・顎関節と巧みに調和していく機能(エナメル質の摩耗や、顎の骨と歯の間のクッションになる歯根膜の摩耗)がありません。
 インプラント治療が終了した直後もそうですが、インプラントの咬み合わせに違和感を感じても、それを放置しておくと後々問題が生じる可能性が高くなります。
 定期的な検診は必ず通い、咬み合わせをチェックしてもらいましょう。
 咬み合わせの検査と調整をしないでいると、歯やインプラント、顎の骨にかかる力のバランスが偏り、最悪の場合にはインプラントが折れたり、歯周病が悪化したり、抜けたりしてしまいます。

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