総インプラント 総入れ歯との比較

歯のインプラント治療で総インプラントにした場合と、全く違う治療法である総入れ歯をした場合とを比較して、メリット・デメリットについて考えてみます。

総インプラントのメリット

総インプラントにした場合のメリットを挙げてみます。

  • 自然の歯以上に強く噛め、食感も感じる(入れ歯は20%程度まで低下)
  • 噛んだ刺激が骨に伝わり、骨が痩せることがない。脳への刺激も。(入れ歯では刺激は粘膜部のみで骨には伝わらず、骨が痩せていきます)
  • 異物感がない(入れ歯はもろに異物感があります)
  • 会話中や食事中に外れることはない(入れ歯は外れることがあり安定感なし。会話や食事が難しくなることも。)
  • 外観が自然の歯に近い(入れ歯は不自然。年寄りっぽく多くの人が嫌がります)
  • 清掃が自然にできる(入れ歯は人目が気になる)

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総インプラントのデメリット

総インプラントのデメリットを挙げてみます。
  • 莫大な費用がかかる。歯一本の費用が平均で30万円以上として合計が何百万にもなります(総入れ歯はそれに比べればずっと安い)
  • 自分の歯以上の丁寧な歯磨きやメンテナンスが必要。歯周病を防ぐ努力が必要(総入れ歯は、取り外して清掃するだけです)
  • 噛んだ時の感覚が天然の歯よりも弱く、大きな力をかけた場合、インプラントを埋めた部分の骨に過剰な負担をかけてしまうことがある(入れ歯の噛む力は天然の歯の3割程度しか力が出せないので、顎骨に対する負担は考えなくて良い)
  • 手術自体が怖いし、本数が多いとリスクがそれだけ高まる
  • 治療期間が5ヶ月~8ヶ月。本数によっては1年以上。

総入れ歯

総入れ歯のデメリットをいくつか挙げてみます。
  • 高齢になって唾液がなくなると、密着させるのが難しくなる。
  • 顎の骨が痩せて合わなくなってくると、再び新しいものを作らなくてはならない。3~5年程度で新しいものが必要になると言われています。

総インプラントは歯が一本もなくても可能

インプラントは顎骨の状態が条件さえ満たしていれば、残存の歯の本数はいくつだろうが関係ありません。歯が一本もない総入れ歯の患者を対象として開発された治療法が「オッセオインテグレーテッド・インプラント」なので安心して治療をうけることができます。
 総インプラントといっても、歯と同じ本数のインプラント体をきっちり埋めこまなくてはならないというわけではありません。ブリッジの手法を組み合わせることで、最低13本のインプラントで全ての歯の分をカバーできます(ボーンアンカードフルブリッジという)。

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激安インプラント

激安インプラントについてのお話。
 健康保険適用外の医療行為であるインプラント治療ですが、費用は歯一本あたり30万円程度が相場になります。

 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。

そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を10万円として計算すると、患者さんに請求する額は30万円~40万円となります。
ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり激安のインプラントの部類に入るということです。
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激安すぎるインプラントには訳がある?

 時々10万円台でインプラント治療をしている歯医者が広告を出していますが、あまりにも激安すぎるインプラントは素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。低価格すぎる場合は当然として、価格が高い場合もで、インプラント素材のメーカーを教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。
 さらに、上部構造(人工歯)の技工料もコストとして入ってきます。

激安インプラントの裏に手抜きはないかチェック

  • 激安のインプラント素材は信頼ができる製造元のものか?
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。使い捨ての道具を袋から開封してるか。
  • 治療室の衛生はよさそうか。衛生対策の手術室があれば尚よし
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
  • 歯科助手に治療をさせていないか(これは論外。アウト)

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インプラント治療の価格

 インプラント治療の価格は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。

インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。

医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。
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インプラント治療の価格は歯科医によって大きく違う

 インプラント治療の価格は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラント治療の価格を決める要素

 インプラント治療の価格を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)

 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

治療の価格の安いインプラント

 治療の価格の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラント治療の価格が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか

 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

インプラント手術の手順

 インプラント手術の手順を一般的に多く行われている2回法の術式の場合で見てみましょう。
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インプラント手術 2回法の一次手術の手順

インプラント体を顎の骨に埋め込む約1時間の手術の手順を解説します。

局所麻酔をします

インプラント体(人工歯根)を埋める箇所の歯肉を横方向に切開し
ます。

歯肉を開いて反転させ、歯槽骨を露出させます

ドリルで歯槽骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込むための穴をあけます

インプラント体を埋め込みます

インプラント体の頭の部分にカバーを装着します

切開した歯肉を閉じて縫合し、インプラント体を完全に覆います

抜糸は1~2週間後に抜糸を行います。抜糸のあとは、埋め込んだインプラント体と顎の骨の隙間が埋まり、完全に結合するのを待ちます。上顎は3ヶ月間・下顎は6ヶ月間かかります。

インプラント手術 2回法の二次手術の手順

再び歯肉を切開し、埋め込んだインプラント体の頭に、上部構造(人工歯冠)の土台となるアバットメントという部品を取り付ける約1時間の手術の手順です。

局所麻酔をします

インプラント体を埋め込んだ場所の歯肉を切開します

アバットメントを装着します

アバットメントの周囲を縫合します

1~2週間後に抜糸をし、仮歯をつけて時間をかけます。
歯肉が落ち着いてきたら、口の型などをとって正確な仮歯を作り、それをもとに上部構造(人工歯冠)を作製します。出来上がった人工歯冠をかぶせたら、噛む相手の歯との咬み合わせを調整して完成になります。

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インプラントの死亡事故

 歯のインプラントで死亡事故が起きたケースを週刊朝日が特集を組んで報道しました。国内初の死亡事故です。気になる報道の内容をまとめてみました。

インプラントで国内初の死亡事故

 東京都中央区の歯科医院で、2007年5月、歯のインプラント治療で手術を受けた女性患者(70歳)が手術中の大量出血が原因で窒息死していたことがわかった。死亡した女性患者の遺族4人は歯科医院と院長を相手取り、1億9000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
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 今回事故の起きた歯科医院はホテルのように綺麗で、その様子をう友人にうれしそうに語っていたという。歯医者は、日本のインプラント治療の先駆者として知られ、実力も実績もナンバーワンの先生だった。彼女がその歯科医を知るきっかけとなったのが、週刊東洋経済の記事だった。
 「歯科治療の最高峰であるインプラント。これまでに手掛けたインプラントの埋め入れ本数は2万7389本は、日本はおろか、世界でもナンバーワンの臨床実績として、日々記録を更新している。分院にあるオペ室は完全クリーンルームの設備を持ち、、多いときは、2~3時間かけて、いっぺんに20本を埋め入れることもあるという。」
 この記事を読んで、この歯科医院でインプラント手術を受けることに決めたのだが、彼女は手術中に出血が止まらなくなり容体が急変。翌日に搬送先の病院で死亡した。

インプラントの死亡事故が起きた原因

 司法解剖の結果、死因は顎の下や首のまわりに血液が充満し、気道圧迫による窒息死だった。インプラントのドリルが動脈を損傷し、出血していたにもかかわらず、インプラント体を埋め込んだという。
 報道によると歯医者は「自分は頚椎症のため、手のしびれや痙攣があったからこうなったのかもしれない」と体調不良だったことを語ったという。遺族が「手術は万全な健康状態で行うべきだった」とし、訴訟を起こすと、歯医者は「予測不能だった」と弁明し。遺族はその後の対応に誠意を感じられなかったとしている。

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インプラントとMRI

 歯のインプラント治療をした患者が、その後にMRI検査を健康診断などで受けた場合、インプラント素材による影響で何か不都合が生じることはないかという話。
 インプラント体はチタンなのでMRIの画像に影響を及ぼすことはあります。MRIの画像上にアーチファクトとして白く線になって現れることがあります。その場合に、頭部のMRIによる診断が行い難いことがあります。

インプラントがMRI検査にに強く影響する例

入れ歯を安定させるためにインプラントを埋め込むことがありますが、固定部分に磁石を利用している場合はMRI検査に影響を与えるということを理解しておく必要があります。

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MRIがインプラントに作用することはない

 逆に、MRI検査の磁気が埋め込んであるインプラント素材に対して何か作用するのかと心配する方もいます。MRIの磁力でインプラントが引っ張られたり、発熱したり、ヒビが入ったりするようなことは無いので、全く心配ありません。

MRIとは

 MRIはマグネティック・レゾナンス・イメージ(Magnatic Resonance Image)の略称で磁気を利用して体の断面画像を得る方法で、レントゲンやCTスキャンのように放射線を浴びる心配がないメリットがあります。その一方で、MRIは磁気を利用するため、身体に金属を埋め込んでる場合には使いにくくなるというデメリットもあります。

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インプラントは保険治療の適用外

 歯のインプラントは保険治療の適用外の治療です。インプラント以外にも健康保険の適用が困難な歯科治療は多くあります。
 国が医療費を負担してくれる国民健康保険制度は、最低限の治療行為を国が7割負担するという制度です。医療費の財政負担が問題になっている現状で、インプラント治療が将来保険診療になることも期待できないでしょう。

インプラントは保険外治療でも医療費控除は適用

 インプラントは保険外治療でも医療費控除は適用されます。インプラントの医療費は医療費控除の医療費として計算に入れても大丈夫です。この制度をうまく利用し節税しましょう。

医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率
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医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。インプラントの治療費もこの制度に適応されます。
 サラリーマンは源泉徴収で税金を支払っています。源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていないので、自分で1月すぎに税務署に行って申告をすると、源泉徴収で余計に持って行かれた金額を還付金という名前でかえしてもらえます。
 また、計算式の「すべての医療費」の部分は200万円が上限とされていますが、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。

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インプラントの問題点

 歯のインプラントの問題点を挙げてみます。
インプラントは咀嚼機能の回復や審美性において、歯を無くした患者の他の治療法よりも優れていますが、下にあげるような問題もかかえています。

  • 少ない患者を取り合う経営の苦しい歯科医業界。業績悪化のシワ寄せはサービスの劣化に
  • 費用が高い。
  • 自然歯より歯周病菌に弱い。メンテナンスが大変で、歯周病を防ぐのに努力が必要。
  • 治療期間最短でもが下顎で5ヶ月・上顎が8ヶ月。本数や患者の状況によっては1年以上になることも多い。
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インプラント歯科過当競争の問題

インプラント歯科医の過当競争の問題が少なからず出てきています。特に関東の都市部では開業歯科医の過剰が前から問題になっていましたが、インプラント治療で積極的に業績をあげようと考える若い歯科医が増えてきたため、価格競争が激しくなっています。
 虫歯患者の減少に設備投資の負担がのしかかり、経営破綻する歯医者があとを絶ちません。さらに長引く不況の影響は高額医療であるインプラント市場に大きくのしかかります。経営の悪化からサービスの質が劣化すると、厳格なルールにそって行われるべきインプラント医療でのトラブルも増えていくはずです。

インプラントの手入れの問題点

 インプラントは自分の歯と比べて、歯と歯肉の隙間ができやすく、歯周病に対してもデリケートです。残っている歯に対しても今まで以上に歯周病予防の丁寧な歯磨きが必要とされます。
 メンテンナンスを怠ると、口の中が不衛生になり、インプラントの周囲が腫れて出血・炎症を起こします。最終的にはインプラントがグラグラし、抜けてしまいます。
 大切なことは、歯科医院で指導を受けた正しい歯磨き方法を守ることです。
 普通の歯ブラシ以外にも歯間ブラシなどを使って丁寧に管理していく必要があります。

インプラントの高い費用の問題

 歯科医がインプラントの歯1本あたりの素材や道具をそろえるだけで20万円から30万円くらいかかります。そこに利益をのせていくと、30万円以上でやっと患者に治療を提供できるというわけです。インプラント素材1本埋め込むまで歯科医だけでなくたくさんの人が関わってきているため高額になるのは当然といえば当然なのです。さらに、審美性が高い白いエナメル質の歯を付ける場合、金属の物に比べて割高になります。
 歯科医側もできるだけ安いサービスを提供しようと努力するのですが、極端なコストカットが治療の安全性を脅やかす可能性も捨て切れません。

インプラント長い治療期間の問題

 インプラント治療で特に時間がかかるのが、一回目の手術でインプラント体を埋め込んだ後の治癒期間です。これはインプラント体とあごの骨の結合を安定させるための期間として、安定期間と呼ばれています。上の歯の手術の場合は6ヶ月、下の歯の場合は3ヶ月という違いもあります。
 本数が多いと、右側と左側を時間を分けて治療していくこともあり、時間はさらに倍になります。


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インプラント手術後の痛み

 インプラント手術後の痛みは、早ければ3日で引きます。
 埋め込んだインプラントの数が多いほど痛みは大きいでしょうし、痛みの感じ方は人それぞれですが、痛くて眠れないほどになることは1日目の夜でも無いと思います。

 手術後の2,3日目あたりでは、人によってはほっぺが膨らんだような腫れ方もします。
それでも、数日で直ぐに腫れは収まりまます。

手術後は長くて一週間は、腫れや、鈍い痛みが続くことがあります。
親知らずを抜く手術を経験された方は多いと思いますが、ちょうど同じような痛みや腫れ具合の経過をたどることになります。
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インプラント手術後の痛みを和らげる

 インプラント手術の前日に手術後から飲むための抗生物質や痛みは痛み止め(鎮静剤)が処方されますが、人によっては全く痛み止めを飲むことないまま痛みがひく人も多いようです。
 また、痛みを和らげるには、濡れたタオルなどで冷やすことも有効です。

インプラント手術後の痛みが強い

インプラント手術から抜糸までの期間は出血や細菌感染に注意する必要があります。もし、痛みが酷いときや膿が出てきたときはすぐ担当医に診てもらいましょう。

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インプラントの使い回し疑惑

 歯のインプラントは使い回しが禁止されています。自らの利益のためにインプラント患者を危険にさらすような悪質な歯医者の存在を週刊朝日がスクープしました。
  •  そもそもインプラントの使い回しとは何か?
  •  なぜ使い回してはいけないのか?
  •  なぜ使い回す歯科医がいるのか?

インプラント素材は使い回しが禁止されている

 歯のインプラント素材は使い回し(再利用や再滅菌)が禁止されています。理由は人体に危険だからです。どのインプラント素材の説明書にも「再使用禁止」「再滅菌禁止」と書いてあります。インプラント治療で一度他人に利用されたインプラント素材を、別に人に再利用するなんてことはあってはならないことなのです。
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なぜインプラントを使い回しをするのか?

 歯のインプラント治療ではインプラント体を埋め込んだ後に、細菌感染など何かトラブルが発生し、再度インプラント体を抜き取ることがあります。抜き取ったインプラント素材はもう再利用ができないはず。しかしインプラントは高額な素材です。一度使ったインプラントを保管しておき、利益のために再利用をしたくなる誘惑に負けた歯科医が使い回しをするのです。

使い回しインプラント素材による結合失敗と細菌感染

 インプラント体素材の表面には骨との結合を強化するために、ミクロの凹凸があります。
 インプラント体を埋め込む時に、ミクロの凹凸の中に骨組織や歯肉組織が必ず入り込みます。それはブラジでこすって簡単に落とせるようなものではありません。
 では、一度他人に埋め込んで利用したインプラントを全く別の人間に埋め込んだら何が起こるのでしょうか?
 人間には異物が入ってきた場合、それを排除しようと免疫反応が起きます。埋め込まれたインプラントに初めから他人の骨組織が付着していたらそれを排除しようとする働きが起き、当然インプラントは骨に結合しません。いずれ抜け落ちてしまうはずです。
 使い回されたインプラントの問題は結合だけではありません。細菌感染の問題もあります。
 一度患者に埋め込んだインプラントを滅菌作業したところで全ての菌が消滅するわけではありません。
 病原菌の付着したインプラントを使い回すことで、別の患者に病気が感染する可能性があります。

インプラント使い回し疑惑について週刊朝日の記事概要

使い回しの疑惑を持たれた問題の歯科医師
「使っていないですよ。再利用はしていないです。インプラント治療をする場合、骨に埋め込みサイズが合わないものは・・・(黙り込む)」
・サイズが合わないものはどうしているんですか?
「破棄しています。再利用することはなくて、ネジの深さや角度があるんですよ。それを埋め込むのではなくて、仮のサイズを決める「ゲージ」として使っています。その後新品を入れます。」
・ゲージとして使うことは一般的なのでしょうか?
「私独自の方法なのかもしれません」
・添付文章に再利用禁止と明記されているのはご存じですよね?
「・・・(沈黙)」
 この歯医者はこれまでなんども問題を起こしており、歯科医師会から脱会勧告もうけていた。不正請求や歯科助手に手術をさせた(これは違法行為)として保険医取り消しもうけているにも関わらず、歯科医師自らの生活のために広告を出し続けて被害は拡大したという。
 さらに恐ろしいのは、ほとんどの患者に対して、診察日当日にいきなりインプラント手術が行われたとうこと。
 法律では医療行為を行う前に、患者に対し十分な説明と同意を得ていなけらばならない。
 ある患者は、十分な説明をうけないまま、上下23本ものインプラントを埋められ、治療費400万円を払ったという。患者は今でも歯茎の痛みや腫れに苦しんでいるそうだ。


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インプラント手術の先駆者

 日本におけるインプラント手術の先駆者である東京医科歯科大学の小宮山氏が、現代の歯科インプラント技術をスウェーデンから持ち帰ったのが1983年です。

その優れた技術が認められると、東京医科歯科大学の次には日本歯科大学が技術の導入にはいり、現在ではほとんどの歯科大学がオッセオインテグレーテッド・インプラントを導入しています。

 日本は欧米に比べて、インプラント治療に関しては教育が遅れたために、症例はまだ少ないです。
インプラント治療を行っている歯科医もかなり少数派です。

21世紀になり日本でも各大学でインプラント学科が設置され始め、いよいよ日本でもインプラント治療が普及していく段階になりました。
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世界のインプラント手術の先駆者

 インプラント手術の先駆者スウェーデンの整形外科医プローネマルク教授は1952年、うさぎのひざの骨にチタンを植え込んだ実験でチタンと骨の完全結合関係を発見しました。
 教授はこの発見から、人の骨にチタンを埋め込むと、何カ月後には埋め込んだ時のわずかな骨とチタンの隙間がふさがってチタンが骨に半永久にくっつくという大発見を導き出したのです。この結合をオッセオインテグレーション(骨の融合)と呼ぶようになりまいた。
 歯のインプラント治療もこの「オッセオインテグレーション」の研究から実験を重ね、「上の顎骨は6ヶ月」「下の顎骨は3ヶ月」というチタンとの結合時間を導き出した結果生まれた医療技術になります。

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インプラントで鎮静法

 インプラント手術で鎮静法を局所麻酔と組み合わせて行っている歯科医院もあります。
 鎮静法とは治療中の不安や恐怖を和らげるために人工的に浅い睡眠状態を作り出す方法です。鎮静法自体に鎮痛効果はないので、局所麻酔との併用で使用します。

インプラントで笑気ガス吸入鎮静法

 笑気ガス吸入鎮静法は低濃度の亜酸化窒素のガスを鼻から吸入する方法で、重い呼吸系疾患がある人以外は使用できます。甘い香りがし、副作用も殆ど無く、吸入が終わればすぐに回復できて安全です。
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インプラントで静脈鎮静法

 静脈鎮静法は、モニターで血圧・脈拍・酸素量などを管理しながら静脈に点滴を打って鎮静剤を入れていく方法です。笑気ガスよりも鎮静作用が強く、治療中の記憶は忘れてしまいます。

インプラントと局所麻酔

 インプラント体を埋め込む手術は、局所麻酔をしてから歯肉の切開・歯槽骨のドリル穴あけと入っていきます。
 局所麻酔は治療する部分の近くの歯肉に麻酔注射を打ち、周辺を麻痺させる方法です。麻酔の効果は個人差がありますが1時間~2時間程度持続します。インプラントの手術が終わり、帰宅するころに少しずつ痛みを感じるようになります。
 歯肉を切開した部分は1~2週間後に抜糸を行いますが、その時は基本的に麻酔はしません。糸を抜くときに、チクッと痛むことがありますが数秒の我慢です。歯医者さんによっては抜糸時も局所麻酔をするケースもあります。
 2回法の術式を採用している場合は、2回目の手術でも簡単な歯肉切開を行いますので、そこでも局所麻酔で対処します。

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インプラント1本の費用

インプラント1本の費用は30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば1本の費用は50万円を超えてもおかしくありません。

歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。
国による7割負担もなく治療費が高額になります。

 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。
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インプラント1本の費用は歯科医によって大きく違う

 インプラント1本の費用は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから1本の費用60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラント1本の費用を決める要素

 インプラント1本の費用を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

1本の費用の安いインプラント

 1本の費用の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラント1本の費用が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラント除去手術

 インプラント除去手術が必要になる場合があります。インプラントは天然歯と同じように抜くことができます。除去手術が必要になるのは、例えば次のような時です。
  • 治療の失敗
  • インプラント素材が駄目になった
  • 歯周病の悪化
  手術中や手術直後にインプラントの隙間で細菌感染が起きると腫れたり膿が出てきます。こうなると手術は失敗です。このままでは骨とインプラントの結合も見込めなくなるため、インプラントの除去手術をします。
 インプラント治療の失敗により抜くことになった場合、開いた穴は2~3ヶ月で再生するため、再度手術が可能です。骨は再生するので、何度でもインプラントを埋め込むことができます。
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 インプラント手術の失敗を繰り返して骨の再生能力が落ちたり、歯周病で骨が痩せていくと、再びインプラント体を埋め込むことは困難になります。歯周病で骨が痩せていきインプラントがグラグラしかけているときに除去手術をしても、再度インプラントを挿し込むのは難しいでしょう。

インプラント除去手術とメーカー

 インプラントの除去手術をインプラント治療の担当医以外の医師にしてもらう環境になったとします。そのような時にメーカーやその品番がわからないと、最悪の場合は周囲の骨を削って抜くはめになることもあるのです。
 インプラント体を抜く作業は歯を抜歯するのと同じ感覚で抜くだけです。
 しかし、メーカーによってインプラント体の構造が統一されていないため、抜くための道具も統一されていません。
 インプラント治療を受けた歯科で抜いてもらう場合は大丈夫でも、別の歯科で抜いてもらう状況になることに備えてメーカー名や品番、太さや長さを聞いておきましょう。既にインプラントを既に埋め込んで時が経過してる場合も、今からでも担当医にメーカーと品番、太さな、長さなどを聞いておいたほうがいいと思います。
 また、多くの歯科医院取り扱っているメーカーの素材を使ってもらうのも、万が一、抜かなくてはいけない状況になったときに、スムーズにいくことは間違いないでしょう。
 主な大手メーカー名をあげておきます
  • アドバンス社
  • アストラテック社
  • オガインプラント社
  • ストローマン社
  • ジンマーデンタル社
  • デンツプライ社
  • ノーベルバイオケア社
  • プラトン社

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インプラントと骨粗鬆症

 インプラントでは骨粗鬆症患者のは注意が必要です。
 インプラント手術は骨に関わってきますので、骨粗鬆症のように骨の疾患をもつ患者の場合に慎重な判断が必要です。

 骨粗鬆症治療中の患者がインプラント治療を行う場合は、骨粗鬆症治療の方の主治医と相談したり、必要なデータをもらったり、血液検査を行って判断することもあります。

 骨の質はインプラント治療にとって大切です。骨粗鬆症が極度に進んで骨がスポンジのようになってしまうと、インプラント体を支えることができないこともあります。

 それでも、インプラントを植える部位によっては、十分に対応できるケースもあるので、信頼できる歯科医師に相談して正確な判断を仰ぐことが重要です。
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インプラント治療後の骨粗鬆症

 骨に圧力が加わるようになると、骨粗鬆症の程度にもよりますが、インプラント治療を行うことで咬む機能が回復し、逆に骨の密度が増加してくることもあるのです。しかし、統計的なことなので、経過観察をきちんと行いながら、何かトラブルがありそうなら早めに早めに対処していくことが大切なのです。

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インプラントでローンを組む

 歯のインプラント治療費をローン利用して支払うことが出来る歯科医院もあります。歯科医院独自の分割払いシステムのほか、カード会社による分割払いを導入している歯科医院もあります。

インプラントではローン組まない場合いでも2回払いの時も

ローンを組まない場合いでも、多くの歯科医院ではインプラント治療費の支払いを2回に分けていることがあります。
 2回に支払いを分けている場合で多いパターンは、1回目の支払いが行われるのがインプラント体を埋め込む手術の時で、2回目がアバットメントと人工歯を取り付ける時になるパターンです。埋め込み手術後の安定期間が長いため、このように分けているのでしょう。 
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インプラントでローンを組んでいても医療費控除の恩恵が受けられる

 医療費控除の項目としてはインプラント治療も適用が可能なので、この制度をうまく利用しましょう。ローンでお金が出ていくのは将来でも、減税の恩恵はその年の家計分で受けられます。

医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。インプラントの治療費もこの制度に適応されます。
 サラリーマンは源泉徴収で税金を支払っています。源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていないので、自分で1月すぎに税務署に行って申告をすると、源泉徴収で余計に持って行かれた金額をかえしてもらえます。
 また、計算式の「すべての医療費」の部分は200万円が上限とされていますが、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。

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インプラントの手術の金額

 インプラントの手術の金額は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。

インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。
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インプラントの手術の金額は歯科医によって大きく違う

 インプラントの手術の金額は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラントの手術の金額を決める要素

 インプラントの手術の金額を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

手術の金額の安いインプラント

 手術の金額の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの手術の金額が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラントの不安

 歯のインプラント治療に対する不安要素はだいたい次の三つだと思います。
  • 手術やその痛みに関する不安
  • 耐久性の不安
  • 費用の不安

歯のインプラント手術の不安

歯のインプラント手術の不安はドリルで歯ではなく骨を削ることにあると思いますが、インプラント治療は欧米中心に世界で既に1000万人が治療を受けており、その99%以上が成功しているそうです。正しい手順で治療を行える環境さえ整っていれば、安全性が非常に高い治療なのです。
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高い安全性にも関わらず、色々問題がありそうな歯科医を選んでしまったがために、手術後にひどい目にあった患者もいます。
 手術に関する不安要素を取り除くには、適切なインプラント治療を行なっている歯科医をみつけられるかどうかにかかっています。個人経営の歯科医院が不安なのなら大学病院を探すのも良いでしょう。大学病院はCTスキャン利用はもちろん、各分野の専門家が揃っていて安心です。

こんなインプラント歯科医は不安

 問題のありそうなインプラント歯科医の特徴を挙げてみます。
  • 衛生管理に問題がある
  • CTやレントゲンで骨や神経の位置を確認しない
  • 事前の十分な説明を行わず強引に治療を勧めてくる
  • 独自の手法や素材を使っている
  • 歯科助手に手術をさせている
実際、歯科医院に通ってみて、何か危険な様子があれば逃げても良いのです。

インプラントの手術中に偶発的に起きる不安

  • 下顎の神経損傷の事故
  • 上顎洞や鼻腔の事故
  • 血管損傷による出血事故
  • 骨のやけど
対処できるものから、神経損傷のように完治が不可能なものまであります。大量出血事故では命の危険もあります。

インプラント手術後に起こりうる不安事項

  • 痛い・腫れる・膿が出る
感染症の可能性があり、手術の失敗です。歯科医の衛生管理に問題があったのでしょう。インプラントを抜き取るしかありません。

インプラント素材の耐久性の不安

 大金をかけてインプラント治療を受けるのですから、耐久性大丈夫なのか不安に思うのも当然です。
 インプラントの寿命は、治療を行った歯科医の技術や患者のメンテナンスに依存します。インプラントが10年~15年後に使える状態を維持できている確率は90%~95%と言われています。 
 ただし、これはタバコを吸わずに、衛生状態が良好で、定期検査やメンテナンスをきちんと行っている場合でのデータです。  
 結局、20年、30年と維持させるには患者のメンテナンス次第だということになっています。
 素材の物理的な耐用年数で見た場合は、インプラント体のチタン自体には劣化は起こりません。ただ、歯の部分の素材がセラミックならば割れたりもしますし、プラスチックのようなものならすり減ったりもします。よって歯の部分(上部構造)は消耗品と考えても良いでしょう。歯の部分は簡単に交換可能ですが、もちろん費用がその都度かかってしまいます。

インプラント治療費の不安

 インプラント治療は保険適応がきかないため、国による7割負担がなく、決して安くはありません。保険外治療の場合は、治療費をいくらにするかは歯科医の自由です。歯一本あたり30万円程度が平均的な相場です。費用の中心はインプラント素材や治療中の作業にかかるもので、治療後の検診で追加的に大金が出て行くシステムではありません。
 税金の関係で医療費控除の適応が可能なので、この制度を利用すると、治療費が半分になるケースもあります。
 支払い方法は歯科医院によってはローンを組めるところもあります。
  • 治療費の請求額が予想以上に大きかった
 医療計画の説明と同時に治療費の見積もりも明確なもので示してもらいましょう。
 治療計画のインプラント治療の価格設定は歯科医の自由です。もし手術中のトラブルや手術の失敗があった場合、どこまで誠意をもって対応してくれるのか事前に確認しておきましょう。

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インプラント手術の費用

 インプラント手術の費用は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。
国による7割負担もなく治療費が高額になります。

インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。

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インプラント手術の費用は歯科医によって大きく違う

 インプラント手術の費用は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラント手術の費用を決める要素

 インプラント手術の費用を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

手術費用の安いインプラント

 手術費用の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラント手術費用が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてこともありますで注意しましょう。

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インプラントは保険外診療

歯のインプラントは保険外診療になります。インプラント治療以外の診療でもにも健康保険の適用が困難な歯科治療は多くあります。
 国が医療費を負担してくれる国民健康保険制度は、最低限の治療行為を国が7割負担するという制度です。医療費の財政負担が問題になっている現状で、インプラント治療が将来保険診療になることも期待できないでしょう。


インプラントは保険外診療だけど医療費控除は大丈夫

インプラントは保険外診療だけど医療費控除は利用可能です。医療費控除を確定申告で申告する際にインプラント医療費を医療費控除の計算に入れても大丈夫です。この制度をうまく利用し節税しましょう。

医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率

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医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。インプラントの治療費もこの制度に適応されます。
 サラリーマンは源泉徴収で税金を支払っています。源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていないので、自分で1月すぎに税務署に行って申告をすると、源泉徴収で余計に持って行かれた金額を還付金という名前でかえしてもらえます。
 また、計算式の「すべての医療費」の部分は200万円が上限とされていますが、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。

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インプラントの無料相談

インプラント無料相談」という広告は見たことありますでしょうか。
 無料相談では、もしインプラント治療を行った場合、歯の本数などからどのくらいの費用がかかりそうかなど、見積もり金額を出してくれます。無料見積り相談ということです。
 当然これらは開業医が新規顧客を獲得するために行っている営業活動の一つでしょう。広告宣伝と同じです。
 無料相談では、新たな患者さんを獲得したいがために、歯科インプラント治療のメリットばかりも強調するかもしれませんが、デメリットについてもきちんと説明してもらいましょう。
 相談が無料ということですが、その時間や労力のコストは、やはり費用として治療代の方に上乗せされているはずであり、安易に喜べるものではないかと思われます。
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歯のトラブル無料相談

 次は歯科インプラントのトラブルに関する無料相談について。
 歯の無料相談を実施しているNPO法人「歯~とふるライブラリー」んによると、寄せられる相談の約半分が歯科インプラント治療に関するものだという記事が東京新聞に掲載されました。ちょっと衝撃的ですが、日本のインプラント治療は歯科医選びが大切だということを肝に銘じておきましょう。

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インプラントを手術室で

 インプラント手術を手術室で行っている歯科医院もあれば、手術室のような独立した場所はなく普段の虫歯治療と同じ治療ルームで行っている歯科医院もあります。
 歯科医の本気度を見分ける方法として、滅菌対策が徹底した手術室の有無も一つの判断材料になります。
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 その他、歯科医を見分ける方法
  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • インプラント素材はどこのメーカー名、長さ、太さなど詳しく説明してるか
  • 患者の顎の骨の状態(神経・血管・上顎洞までの長さやリスク)を詳しく説明してるか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか。術前・術後の画像の説明を行っているか。
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • 別の患者を診るたびに、手袋を替えたり、頻繁に洗ったりしているか
  • 滅菌について説明する歯医者は、消毒滅菌を徹底してる
  • 歯周病の対応、予防治療の充実、歯科矯正技術をもっていると得点は高い
  • 歯科衛生士はいるか(歯科医1に対して2が理想)。スタッフは医院の指示に素直にテキパキと応じているか。
  • 歯科助手に手術をさせていないか(これはアウト)
  • 歯科医師は40過ぎから知識と技術が成熟する
  • ホームページで経歴・研修や留学経験、学会の活動や認定など

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インプラントの知識

歯のインプラントの知識は、将来のトラブルを未然に防ぐために役立ちます。

歯科医探しで地雷を踏んでしまった場合、最後に自分の身を守れるのは自分の行動だけです。

歯のインプラント治療全般の基礎的な知識さえあれば、何か怪しい歯科医に出会ってしまった場合いに「この歯医者はちょっとやばいかも!?」という疑問が生じます。

そうすると、その歯科医院をやめて他の歯科医院を選択するという行動に移れるのです。
そのおかげでクレームの常連みたいな歯科医からギリギリ逃げ切れるケースだってあるのです。
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インプラントの知識がないと

インプラント治療に対する基礎知識に乏しかったためトラブルにまきこまれたような例が週刊朝日の記事にありました。
 【以前から歯に悩んでいた62歳の男性は、インプラント治療をしようと決意し、評判を聞いて近くの歯科医院を訪れた。男性は歯がないところにインプラントをしてもらおうと考えていたのだが、歯科医は「いずれ悪くなるでしょうから、上の歯は全部インプラントにしませんか?20~30年はもちますよ」と勧めてきたらしい。】

 インプラント治療のメリットで代表的なものに、「残っている歯に負担をかけない」というものがあります。せっかくの歯を抜いてしまうなら何のためのインプラント治療でしょうか?男性はインプラントの知識に乏しく、このまま歯科医の言うままに治療を受けてしまいます。本来ならここで、逃げるべきでした。

【ところが、数週間後、上田さんに異変が起きた。上の歯の隙間から液状の粘り強い物質がしみ出してきたのだ。寝ててもネバネバの液が止まらず、悪臭がするのです。あまりにつらいのでK先生に相談したのですが、加齢によるものと、とりあってくれません】

 これは化膿して膿が出ていると考えられます。もしそうであるのなら、インプラント体を引きぬくのが次の行動のはずです。しかし、歯科医はそれを言わずにいたというから不思議です。その後、この問題は解決しないまま、歯科医は自己破産をして廃業してしまったそうです。
 患者の男性は、インプラント治療に対する基礎知識に乏しかったため、歯科医の行動や発言に疑問を持たずにいました。その結果とんでもない高い買い物をしてしまったわけです。

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インプラントの手術時間

 歯のインプラントの手術時間はどのくらいの長さになるのかまとめてみました。

インプラント植え込み手術の時間

 インプラントをあご骨に埋め込む手術は、なんだか大変そうな手術なので、いったいどのくらいの時間我慢する必要があるのか気になるところです。
 インプラントの数が2本の場合を例にとると、【ドリル穴あけ】と【インプラント植え込み】の作業時間は20分くらいで終わるはずです。
 インプラント体を埋め込む手術の当日はは、準備、局所麻酔、麻酔が効いたら歯肉の切開、ドリルで骨の穴あけ、インプラント素材の埋め込み、歯肉を閉じる、という流れになります。歯医者に行ってから1時間半後には家に帰れると思います。 

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インプラント2回法の二次手術の時間

 2回法の術式の場合は、二次手術(2回目の手術)で切開手術があります。これは大体1時間程度で終わります。局所麻酔→歯肉切開→アバットメント装着→歯肉の縫合、という流れです。

インプラント治療全体の治療期間

 人工歯が入るまでのインプラント治療全体の治療期間は4ヶ月から7ヶ月くらいが平均的な目安になります。上の歯の場合は下の歯よりも3ヶ月安定期間が伸びます。

医者と患者のコミュニケーション・コンサルティング期間
 ↓
診査・骨の精密検査
 ↓
治療方針の決定
 ↓
1回目の手術(2時間:切開してインプラント体を埋め込む作業は20分間~1時間程度)
↓(3ヶ月~6ヶ月:安定期間)
2回目の手術(インプラント体にアバットメントをつける:1時間程度)
↓(1ヶ月)
上部構造(人工歯)をつくる
↓(1ヶ月)
完成

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インプラントの保証制度

 歯のインプラント治療を受ける際に、保証制度はあるかどうか担当医にきちんと聞いておきましょう。保証制度がある場合は、具体的にどうような出来事に対してどこまで対応してくれるのか聞いておきます。
 起こりうる事例を挙げてみます。

インプラント素材の保証制度

 インプラント素材の保証制度はあるのか聞いてみましょう。
 インプラントの上部構造(人工歯)の部分は素材がプラスチックなら、すり減ったり、色が変わったりします。セラミック素材の場合は割れることがあります。長期間の使用でこのような出来事が起きた場合は消耗品としてみるのが通常ですが、「1年で亀裂が入った」というような場合、どうように対応してくれるのか聞いてみましょう。

インプラント手術の保証制度

インプラント手術中の問題や手術後に問題が発生したときにどうように対応してくれるのか聞いてみましょう。
 インプラント体を埋め込む手術で自分の体に何か問題が発生した場合、対処できるものから、取り返しのつかないケースまであります。
  • 下顎の神経損傷の事故
  • 上顎洞や鼻腔の事故
  • 血管損傷による出血事故
  • 骨のやけど
下顎の神経損傷の事故
 下顎の神経損傷の事故ですが、インプラント手術中に起こる事故で特に多いがこれです。CT(コンピューター・トモグラフィー)を使って骨の形状や神経の位置がわかるようになったため、神経損傷の事故は以前よりも大幅に減ったものの、今でも多い事故です。下顎骨中の神経は知覚神経であり、運動神経ではありませんので、顎が動かなかったり、筋肉が引きつったりするようなことはありませんが、麻酔をしたときのような神経麻痺が常にあります。
 万が一に神経の損傷が起きてしまった場合、ビタミンや薬物投与による治療を行って対処します。どこまで回復できるかは個人差によります。ただし、神経を完全に切断してしまった場合は回復不可能になってしまいます。

上顎洞や鼻腔の事故
 上顎洞の損傷による蓄膿症や、鼻腔の損傷による大量出血の事故があります。これらはインプラントの事故の中でもそれほど起きる部類ではありません。

血管損傷による出血事故
 血管損傷による出血事故は、大きなものは動脈や舌の根元にある大きな血管を損傷してしまったりと、ドリルの操作を誤まることで起きます。また、脳梗塞の薬のように血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合、治療中の止血が止めにくくなることがあります。このような患者は一時的に薬を止める必要があります。対処が遅れると危険なケースです。

骨のやけど
 骨の細胞は温度が5度上がると死んでしまうため、手術でドリルを使う際は、生理食塩水をかけて冷却しながら行います。それがうまくできていないと、骨が死んでしまうため、インプラント体の結合が上手くいかなってしまいます。そうなった場合はインプラント体を引きぬき、骨の再生を待って再度手術を行うことになります。

インプラント手術後の腫れ方

インプラント手術後の腫れ方が大きくても、長くて1週間ぐらいで腫れが引くのが普通です。早ければ3日で引きます。

埋め込んだインプラントの数が多いほど腫れ大きいでしょうし、痛みの感じ方は人それぞれですが、痛くて眠れないほどになることは1日目の夜でも無いと思います。

手術後の2,3日目あたりでは、人によってはほっぺが膨らんだような腫れ方もします。
それでも、数日で直ぐに腫れは収まりまます。

手術後は長くて一週間は、腫れや、鈍い痛みが続くことがあります。
親知らずを抜く手術を経験された方は多いと思いますが、ちょうど同じような痛みや腫れ具合の経過をたどることになります。
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インプラント手術後の腫れや痛みを和らげる

 インプラント手術の前日に、手術後から飲むための抗生物質や痛みは痛み止め(鎮静剤)が処方されますが、人によっては全く痛み止めを飲むことないまま痛みがひく人も多いようです。
 また、腫れの痛みを和らげるには、濡れたタオルなどで冷やすことも有効です。

インプラント手術後の腫れ方が強い

インプラント手術から抜糸までの期間は出血や細菌感染に注意する必要があります。もし、腫れ方や痛みが酷いときはすぐ担当医に診てもらいましょう。

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インプラントの費用と成功率

歯のインプラントで費用と成功率は、治療を決断するかどうかの大きな判断材料です。


インプラントの費用

インプラント1本の費用は30万円~40万円くらいが相場です。価格設定は歯科医の自由であることから、実際には10万円台~60万円台までとかなり落差があます。さらに、患者の状態によって他の治療で費用が発生することもあります。

インプラントの成功率

歯のインプラント治療は成功率の高い治療法であることは間違いありません。
 治療を受けた患者数は世界的に見ると1000万人を超えており成功率は99%以上となっています。そして、万が一失敗してとしても、それに対する対応手順もすでに確立されています。インプラントの素材であるチタンに対しアレルギー反応を起こした例も今のところ報告されていません。

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インプラントの費用と成功率は相関するか

 インプラントの費用と成功率は相関関係があるのか考えてみます。
 インプラント歯科医の過当競争の問題が少なからず出てきています。特に関東の都市部では開業歯科医の過剰が前から問題になっていましたが、インプラント治療で積極的に業績をあげようと考える若い歯科医が増えてきたため、価格競争が激しくなっています。
 虫歯患者の減少に設備投資の負担がのしかかり、経営破綻する歯医者があとを絶ちません。さらに長引く不況の影響は高額医療であるインプラント市場に大きくのしかかります。経営の悪化からサービスの質が劣化すると、厳格なルールにそって行われるべきインプラント医療でのトラブルも増えていくはずです。
 競争激化からコストカットが悪い方面に出てしまう例
  • CTやレントゲンで骨の厚さや神経の位置をきちんと確認しなかった
  • 患者の骨量が足りないのに強引に手術を進めてしまった
  • 衛生管理に手抜きなど問題があった
  • 歯科助手に治療の一部を行わせていた
  • 歯科医自身が体調不良なのに手術に臨んでしまった
  • 安全性に問題がある安物素材をあえて利用した
 これらのように、本来あるべき手続きを守らない歯科医によってインプラント治療のトラブルは度々発生しています。

インプラント費用を構成する要因

健康保険適用外であるインプラント治療の費用は高額です。ただ、この高額な治療費も歯科医院・患者の状況によってさらに違いがでてきます。
  • 歯科医院がどのメーカーの素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院の地域(都会は開業コストの高さが費用に加味される)
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の再生や移植治療
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)

 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。すると、例えば歯科医の利益分を5万円として上乗せして計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台前半なら安い部類に入ります。

費用が安いインプラント

 時々インプラントを10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカーを教えてもらうことは重要です。

インプラントの成功基準

  • インプラント体と、その上部構造(人工歯)が、機能的にも審美的にも患者と歯科医師の両方が満足できるものであること
  • インプラントが定着して動かないこと
  • 使用開始して1年以降のインプラント体周囲の垂直的骨吸収0.2ミリ以下であること

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インプラントの手術の値段

 インプラントの手術の値段は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。
治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。

歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。
インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。
医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。

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インプラントの手術の値段は歯科医によって大きく違う

 インプラントの手術の値段は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因を考えてみます。

インプラントの手術の値段を決める要素

 インプラントの手術の値段を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

手術の値段の安いインプラント

 手術の値段の安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの手術の値段が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラントのオペ

インプラントのオペ(手術)の手順を一般的に多く行われている2回法の術式の場合で見てみましょう。


インプラントのオペ 2回法の一次オペの手順

1次オペはインプラント体を顎の骨に埋め込む約1時間のオペになります。

局所麻酔をします→インプラント体(人工歯根)を埋める箇所の歯肉を横方向に切開します。→歯肉を開いて反転させ、歯槽骨を露出させます→ドリルで歯槽骨にインプラント体を埋め込むための穴をあけます→インプラント体を埋め込みます→インプラント体の頭の部分にカバーを装着します→切開した歯肉を閉じて縫合し、インプラント体を完全に覆います

抜糸は1~2週間後に抜糸を行います。抜糸のあとは、埋め込んだインプラント体と顎の骨が完全に結合するのを待ちます。上顎は3ヶ月間・下顎は6ヶ月間かかります。

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インプラントのオペ 2回法の二次オペの手順

二次オペはインプラントを埋めた箇所を再び歯肉を切開し、埋め込んだインプラント体の頭に上部構造(人工歯)の土台となるアバットメントという部品と取り付ける約1時間オペです。

局所麻酔をします

インプラント体を埋め込んだ場所の歯肉を切開します

アバットメントを装着します

アバットメントの周囲を縫合します

1~2週間後に抜糸をし、仮歯をつけて時間をかけます。
歯肉が落ち着いてきたら、口の型などをとって正確な仮歯を作り、それをもとに上部構造(人工歯)を作製して取り付けたら完成です。

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インプラント手術の価格

インプラント手術の価格は歯1本30万円~40万円くらいが全国的に見ても一般的な相場です。治療終了までに多くの人の手が加わるので治療の質を徹底すれば50万円超えてもおかしくありません。
 歯のインプラント治療は、最先端医療であり、国民の最低限の健康を保証する健康保険制度の対象外の診療です。国による7割負担もなく治療費が高額になります。
 インプラントから得られる多くのメリットを長期間得られると考えれば、必ずしも高額とは言い切れない分もありますが、短期間で大金が出ていくのは重荷です。医療費控除による減税分を含めて、治療を受けようかどうか判断をしましょう。

インプラント手術の価格は歯科医によって大きく違う

インプラント手術の価格は歯科医によって大きく違います。
 インプラントは保険外診療なので治療費は歯科医が自由に決めることができるからです。
 自由だから「うちはしっかり利益を頂きたいから60万円」「うちは薄利でもいいから患者を多く獲得したい」というように経営方針的な要素も価格設定には大きいですが、それ以外にも費用に関わる細かな要因があります。

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インプラント手術の価格を決める要素

 インプラント手術の価格を決める要因には、歯科医院側の事情だけでなく、患者の状況も関係してきます
  • 歯科医院がどのメーカーのどのインプラント素材を使っているか
  • 歯科医院の診察方法(CTスキャン・レントゲン)
  • 歯科医院のスタッフ・設備のコスト
  • 歯科医院の滅菌・消毒の対応の度合い
  • 患者に虫歯や歯周病があれば事前に治療が必要になることも
  • 患者の骨量が足りない場合の骨再生や骨移植治療・歯肉整形が必要になることも
  • 患者に対する麻酔の方法(局所麻酔・鎮静法)
 健康保険適用外の医療行為は、価格をいくらにするかは歯科医の自由です。それでも歯科医はボランティアでは無いので利益を出さなければなりません。
 多くの場合、歯科医院はインプラント素材や道具を歯科材料商から仕入れます。大手メーカーのインプラント素材を仕入れて、インプラント1本分手術をすれば、一回で20万円~30万円くらい歯科医が負担する費用として計上することになります。そこに、例えば設備や人件費など細々したものを無視し歯科医の利益分を5万円として計算すると、患者さんに請求する額は25万円~35万円となります。ですので、インプラント治療の相場は20万円台ならかなり安い部類に入るということです。

手術の価格が安いインプラント

 手術の価格が安いことを売りにしたインプラント治療の宣伝をよく見かけます。時々10万円台で治療している歯医者が広告を出していますが、あまりにも安すぎるのにはインプラント素材などに訳がありそうなので、なぜ安いのか直接歯科医に聞いてみたほうが良いでしょう。現に歯科医がアジア地域へ行って大手メーカーの模倣品やコピー品のインプラント素材を購入してくることもあるようです。粗悪品は安全性・耐久性・衛生面で問題がある場合いがあります。安すぎる場合は当然として、高い場合もで、インプラント素材のメーカー・製造発注元を教えてもらうことは重要です。
 また、インプラント手術には切開する場面もあり、衛生面に非常に気を付けなくてはなりません。手術失敗の原因となる細菌感染を起こさないためにも、治療道具・治療室を滅菌消毒を徹底する必要があります。それにはそれ相応のコストをかけなくてはなりません。

インプラントの手術の価格が安い歯科医の安全性をチェック

  • 事前説明やコミュニケーションは時間をかけて丁寧に行なってくれているか
  • CTスキャンやレントゲンをきちんと行なっているか
  • 道具の衛生管理に手抜きはないか。道具は滅菌バッグなどに入っているか
  • 治療室の衛生はよさそうか。手術室があれば尚よし
  • インプラント素材はどこのメーカーのものか
  • 歯科助手に手術をさせていないか
  • 歯科衛生士はいるか。スタッフの質はどうか
 また、インプラントの見える部分(歯の部分)の見かけを、自然なエナメル質の白い歯にするか、金属製の銀歯で我慢するかでも5万円程度の差があります。白い人工歯が当然入ると思ったら、安いなと思って治療を受けたら、直前の段階で銀歯だったなんてトラブルもありますで注意しましょう。

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インプラント治療で診察時に質問すること

 診察時にインプラント治療についてわからないことは質問しましょう。理解できなけば理解できるまで説明を受けましょう。そうすることで後のトラブルを防ぎます。

インプラント治療で質問すること

  • 糖尿病・高血圧など持病をもっていれば、その影響はどうなるのか
  • 自分がインプラントが可能な口内環境なのか。骨の状態はどうか
  • 他の治療は必要ないか(虫歯・歯周病など)
  • インプラント手術方法

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  • 手術時間
  • 治療期間。ただこれは長くなるため、あとで突然変わることも多い
  • 成功率・実績や経歴
  • どんな失敗があるか。それに対する対処法は
  • 手術による失敗があったときにどこまで対処してくれるのか。保証制度はあるか。
  • 使用するインプラント素材のメーカー、太さ、長さ、せきれば品番も
  • メンテナンス方法
  • 治療費の説明。あいまいな金額より、できれば具体的な金額を見積書で

インプラントの質問をしてみて

 歯科医の説明が不十分だったり、話し合いで納得できない部分があれば、無理して治療をうけることはありません。「滅菌対策は大丈夫なのか」みたいに、少し聞きにくい質問の場合いは以前歯科治療で感染トラブルにあった経験があると言えば向こうも気を使ってくれるでしょう。コミュニケーションをとってみてどうも信頼できない歯医者だなと思ったら治療をやめてもいいですし、違う歯科医を探すのもいいでしょう。

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インプラントで保険外負担の医療費控除

 インプラント治療は健康保険外負担ですが、医療費控除の適用は可能です。
 この制度をうまく利用し節税しましょう。

インプラントは保険外負担

歯のインプラントは保険外負担になります。インプラント以外にも健康保険の適用が困難な歯科治療は多くあります。
 国が医療費を負担してくれる国民健康保険制度は、最低限の治療行為を国が7割負担するという制度です。
医療費の財政負担が問題になっている現状で、インプラント治療が将来保険診療になることも期待できないでしょう。

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インプラントは保険外負担でも医療費控除は可能

 インプラントは保険外負担でも医療費控除の利用は可能な診療の一つです。医療費控除の医療費としては計算に入れても大丈夫です。
医療費控除の金額=(全ての医療費ー10万円)×所得税率

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超えると、税金を払う額が小さくなる制度です。インプラントの治療費もこの制度に適応されます。
 サラリーマンは源泉徴収で税金を支払っています。源泉徴収時の計算には医療費控除分が含まれていないので、自分で1月すぎに税務署に行って申告をすると、源泉徴収で余計に持って行かれた金額を還付金という名前でかえしてもらえます。
 また、計算式の「すべての医療費」の部分は200万円が上限とされていますが、自分の医療費が200万円以下でも、扶養している配偶者や親族のために支払った医療費も自分の家計で支払った医療費として含めて計算できます。

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インプラントの二次手術

インプラントの二次手術は、一次手術で埋め込んだインプラント体と顎の骨の結合を確認してから行われます。
 二次手術では再び歯肉を切開し、埋め込んだインプラント体の頭に上部構造(人工歯)の土台となるアバットメントという部品と取り付けます。手術時間は約1時間になります。

インプラントの二次手術の流れ

局所麻酔をします

インプラント体を埋め込んだ場所の歯肉を切開します

アバットメントを装着します

アバットメントの周囲を縫合します


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インプラントの二次手術後

インプラントの二次手術が終わったら、処方された細菌感染をふせぐための抗生物資や、消毒のためのうがい薬で自宅のケアを行います。抜糸は1~2週間後に抜糸を行います。抜糸のあとは、仮歯
を入れて歯肉が落ち着くのを待ちます。

インプラントの二次手術1ヶ月後

インプラントの二次手術1ヶ月後あたりになったら口の中の型をとり、正確な仮歯の製作を始めます。咬み合わせの調整を慎重に行い、精密な仮歯が完成したら、それをコーピーして、上部構造(人工歯)が完成します。上部構造を取り付けて、治療は終了です。

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