インプラントの問題点
歯のインプラントの問題点を挙げてみます。インプラントは咀嚼機能の回復や審美性において、歯を無くした患者の他の治療法よりも優れていますが、下にあげるような問題もかかえています。
- 少ない患者を取り合う経営の苦しい歯科医業界。業績悪化のシワ寄せはサービスの劣化に
- 費用が高い。
- 自然歯より歯周病菌に弱い。メンテナンスが大変で、歯周病を防ぐのに努力が必要。
- 治療期間最短でもが下顎で5ヶ月・上顎が8ヶ月。本数や患者の状況によっては1年以上になることも多い。
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インプラント歯科過当競争の問題
インプラント歯科医の過当競争の問題が少なからず出てきています。特に関東の都市部では開業歯科医の過剰が前から問題になっていましたが、インプラント治療で積極的に業績をあげようと考える若い歯科医が増えてきたため、価格競争が激しくなっています。虫歯患者の減少に設備投資の負担がのしかかり、経営破綻する歯医者があとを絶ちません。さらに長引く不況の影響は高額医療であるインプラント市場に大きくのしかかります。経営の悪化からサービスの質が劣化すると、厳格なルールにそって行われるべきインプラント医療でのトラブルも増えていくはずです。
インプラントの手入れの問題点
インプラントは自分の歯と比べて、歯と歯肉の隙間ができやすく、歯周病に対してもデリケートです。残っている歯に対しても今まで以上に歯周病予防の丁寧な歯磨きが必要とされます。メンテンナンスを怠ると、口の中が不衛生になり、インプラントの周囲が腫れて出血・炎症を起こします。最終的にはインプラントがグラグラし、抜けてしまいます。
大切なことは、歯科医院で指導を受けた正しい歯磨き方法を守ることです。
普通の歯ブラシ以外にも歯間ブラシなどを使って丁寧に管理していく必要があります。
インプラントの高い費用の問題
歯科医がインプラントの歯1本あたりの素材や道具をそろえるだけで20万円から30万円くらいかかります。そこに利益をのせていくと、30万円以上でやっと患者に治療を提供できるというわけです。インプラント素材1本埋め込むまで歯科医だけでなくたくさんの人が関わってきているため高額になるのは当然といえば当然なのです。さらに、審美性が高い白いエナメル質の歯を付ける場合、金属の物に比べて割高になります。歯科医側もできるだけ安いサービスを提供しようと努力するのですが、極端なコストカットが治療の安全性を脅やかす可能性も捨て切れません。
インプラント長い治療期間の問題
インプラント治療で特に時間がかかるのが、一回目の手術でインプラント体を埋め込んだ後の治癒期間です。これはインプラント体とあごの骨の結合を安定させるための期間として、安定期間と呼ばれています。上の歯の手術の場合は6ヶ月、下の歯の場合は3ヶ月という違いもあります。本数が多いと、右側と左側を時間を分けて治療していくこともあり、時間はさらに倍になります。
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